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くちなしの花 ある戦歿学生の手記
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くちなしの花 ある戦歿学生の手記

宅嶋徳光(著者)

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くちなしの花 ある戦歿学生の手記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光人社/
発売年月日 1998/06/24
JAN 9784769807070

くちなしの花

¥220

商品レビュー

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2011/12/06

(私にはこの本を評価するなど、恐れ多くてできません) あの戦争中に、こんな考えを持っていた人もいたとは。最初に写真のイケメンっぷりにびっくり。+もし生きていたら…その才能が摘まれてしまったことが本当に惜しく思われました。書簡は<検閲済>と書かれているから、本心は隠れているのは仕方...

(私にはこの本を評価するなど、恐れ多くてできません) あの戦争中に、こんな考えを持っていた人もいたとは。最初に写真のイケメンっぷりにびっくり。+もし生きていたら…その才能が摘まれてしまったことが本当に惜しく思われました。書簡は<検閲済>と書かれているから、本心は隠れているのは仕方ないとして、日記も軍隊の陰惨な空気が全く感じ取れない。あまりに淡々としすぎて、後半の解説を読むまで大切なことをたくさん見落としてました。踏まえた上で、再読したい一冊です。

Posted by ブクログ

2007/05/28

祖父の私家版が最初で確か中学生くらいだったか。 父から伯父の話を聞き、神妙な面持ちで読んだ記憶がある。 当時の僕の家には伯父や祖父の遺影があり、子どもながらに「ちかしい」人だった。 写真の中の伯父は緊張と優しさに満ちた目で会った事もない僕や姉を見守っていた。 初めて本...

祖父の私家版が最初で確か中学生くらいだったか。 父から伯父の話を聞き、神妙な面持ちで読んだ記憶がある。 当時の僕の家には伯父や祖父の遺影があり、子どもながらに「ちかしい」人だった。 写真の中の伯父は緊張と優しさに満ちた目で会った事もない僕や姉を見守っていた。 初めて本の「中身」に自分の心が震えたのは25歳の時。 下手の横好きでバンドを組んで歌っていた。 自分自身で歌を書こうと向き合った時に伯父の本を読み直した。 書けなかった。 (その当時の)自分と歳も変わらぬ「伯父」は真摯で表現力に溢れていた。 喉元に死をつきつけられながらも、だ。 追い込まれたから伯父は表現できたのではない。 環境のせいにしたりはしない。 自分を見つめていたのだ。 家族や恋人を見つめていた。 そして、一番最後に自分を少しだけ。 伯父の本を初めて読んだ時は世界がまぶしかった。 僕は今、42歳。 伯父より「おじさん」だ。 今もまぶしいだろうか、と。 何度も読んでみるのだ。

Posted by ブクログ

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