- 中古
- 書籍
- 文庫
花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(下) 河出文庫
定価 ¥727
605円 定価より122円(16%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1995/06/25 |
JAN | 9784309400693 |
- 書籍
- 文庫
花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(下)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(下)
¥605
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
わからないところがあるにも関わらず、 わたしは大島弓子に魅かれ、わかりたいと思う。 それは何故なのか、知りたくてわかりたくて手にした本。 そうか、ズレってことなのかな。 自分が感じる他人とのズレ、社会とのズレ、時代とのズレ。 有刺鉄線の向こう側にまもるにとっての”いたくない棘”...
わからないところがあるにも関わらず、 わたしは大島弓子に魅かれ、わかりたいと思う。 それは何故なのか、知りたくてわかりたくて手にした本。 そうか、ズレってことなのかな。 自分が感じる他人とのズレ、社会とのズレ、時代とのズレ。 有刺鉄線の向こう側にまもるにとっての”いたくない棘”が 存在するように、わたしにとっての”いたくない棘”も あの小さな部屋の茶色い扉の向こうにあるのだ。 子どもであるということ、自分に誠実でいられたあの日々と いうのはもう戻っては来ない。過去は”いたい棘”となって わたしの心をちくちく刺す。 けれど、わたしは気づかなくてはならない。 『ロストハウス』の最後に五月の朝の街を走りだした エリのように。
Posted by