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増殖するネットワーク 21世紀の都市社会学第1巻
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増殖するネットワーク 21世紀の都市社会学第1巻

松本康(編者)

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増殖するネットワーク 21世紀の都市社会学第1巻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 1995/10/25
JAN 9784326648481

増殖するネットワーク

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2013/01/10
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野沢論文のまとめ. 本論文では,コミュニティにおけるネットワークが家族内部の関係にどのような影響をもたらすのかという視点のもと,親族関係が強く残る地域では,イエ規範を維持する為に夫婦が親族とのネットワークを形成することを通じての夫婦関係の情緒性が密になり,協同的になるとした.一方,コミュニティに親族が近居していない郊外の家庭では,夫が職場でのネットワークを維持する為に妻との情緒的な関係が希薄化し,妻は近隣に住む友人とのネットワークにより情緒的側面を代替していることを示し,結果として家庭内における性別役割分業が強化されていることを明らかにした. しかし,野沢の地方都市と郊外都市における家族のネットワークの違いを比較した研究は,育児期で特に夫への依存が高くなることに言及するなど,ライフステージごとの家庭内部のニーズに伴って情緒的関係も変わっていくことに目を向けてはいるものの,基本的な前提として情緒的な援助及び家事などの実用的援助から構成される夫婦間の援助関係を被説明変数に,夫婦の世帯外ネットワークと世帯と各自の属性を説明変数としている.そのため,この場合ニーズを求める傾向にある妻や育児期においては子どもの状況に着目することが難しいのではないだろうか.松田茂樹が述べるように,子育てに限定してみるとニーズを必要とする側の健康状態や子どもの数,また母親が就労しているかどうかによって支援の必要性は影響を受けるはずだ.

Posted by ブクログ

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