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二人の恥母 黒い下着の挑発 二人の恥母 フランス書院文庫
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二人の恥母 黒い下着の挑発 二人の恥母 フランス書院文庫

鬼頭龍一(著者)

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二人の恥母 黒い下着の挑発 二人の恥母 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院/
発売年月日 1995/10/10
JAN 9784829606438

二人の恥母 黒い下着の挑発

¥495

商品レビュー

4.5

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2017/09/17

主人公が想いを傾ける実母と妖艶な魅力で誘う義母

30代半ばの実母と28歳の義母が対立構造となって16歳の息子(主人公)を奪い合う物語。2人の母が鉢合わせる場面はなく、故に昨今のようなハーレムエンドにもならないが、面識こそあれど姿見ぬ相手への対抗心がエスカレートしていき、とりわけ義母の誘惑アプローチが官能面を底上げしている作品だ...

30代半ばの実母と28歳の義母が対立構造となって16歳の息子(主人公)を奪い合う物語。2人の母が鉢合わせる場面はなく、故に昨今のようなハーレムエンドにもならないが、面識こそあれど姿見ぬ相手への対抗心がエスカレートしていき、とりわけ義母の誘惑アプローチが官能面を底上げしている作品だと思う。主人公の心はずっと実母に向けられているが、それが覆りそうなほどの存在として義母が魅惑的に際立っている。 甘えん坊な主人公を溺愛する実母だが、再婚が決まっている。それを祝福するも内心では納得し兼ねる主人公。そんなモヤモヤが時に息子として、時に男として発露していて実母は少し困っている。そんなところに今は別の女性と再婚した父親から同居の話を持ち掛けられるのが発端である。親権が不明瞭なこともあって現状では父の再婚相手に過ぎず、将来的には義母になるのかも?という立ち位置の女性を一応の義母としている。 この義母が夫の命もあって主人公を説得する役を担うのだが、それが初っ端から官能的。夫の目を盗んでは主人公を挑発し、夫の不在時には煽情的な黒下着を見せつけて篭絡しようと試みる(サブタイトルは義母を指している)。この誘惑が実にいやらしい。媚びるでもなくチェリーな少年を魅了する年上の余裕に満ちており、オンナ指南を兼ねつつ主人公を導き、自身もしっかり楽しんでいる様子。玄関先から熱烈に愛撫しては寝室に移動し、主人公をベッドに縛りつけて充分に堪能。日を跨いだ2日目は朝から口淫&合体を経た後でトイレに移動し、作者お得意の黄金聖水を絡めつつ2回戦に及ぶといった痴態を繰り広げている。シチュエーションはもちろん、体位も多彩な中で終始受け身な主人公ではあるが、時には反撃し、最後には偶発ながらもお尻まで責めるという、くんずほぐれつな交合が続いている。本作の官能面は義母がメインと位置づけたい。ただし、義母に傾きながらも主人公の心はやはり実母にあって、この時のお尻責めが後に実母へも向けられることとなる。 さすがに実の母だけあって、欲望をぶつけてくる息子に対する憂いと躊躇いは深い。故にどうしても手淫や口淫でなだめようとするものの、遂には義母を引き合いに出されてその葛藤は頂点に達する。同時に主人公の煩悶も頂点に達していたことから義母に施された緊縛プレイを実母に施す蛮行へと至ってしまうのだが、ここまでの実母の憂いをしっかり綴ることで義母との違いを丁寧に描き分けているのはさすがと言ったところか。ただ、義母とは異なり白い下着が目立つ実母が、代わりにTバックを好むところでちょっとした秘密を忍ばせているのはイマドキからすると少々古めかしい価値観のようでもあり、勢い余って悪童のごとき振る舞いを垣間見せる主人公が実母に対しては最初からお尻を狙うのも違和感のある展開だったように思う。 その後も実母へはお尻責めであり、最後の最後に昂り極まった実母が懇願こそすれど実際の(ノーマルな)交合描写がなく幕引きとなるのは作者が本作における実母相姦としての最後の一線をここに設けたからなのかもしれず、代わりに実母が結婚式の当日にどんでん返しとも言える真の想いを曝け出す精神的な甘い結末(これはこれで心地の良いもの)にしたのかもしれない。 ただ、義母との距離感も定まって丸く収まった形ではあるのだが、それまでがじっくり描かれていただけに広げた風呂敷の畳み方で性急さが感じられたのは惜しいところである。

DSK

2010/05/28

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義母と実母がきそって少年と関係を結ぶというシチュエーションの官能小説

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