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マリアのメッセージ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 近代文芸社/ |
発売年月日 | 1995/11/30 |
JAN | 9784773352443 |
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マリアのメッセージ
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たまたま出会った本で期待もなく、馬鹿にしながら手持無沙汰で読みだした。 案の定世界の終わりを告げる予言から始まったので危うく本を閉じかけた。 しかしイエスが産まれる前のヨゼフやマリアの暮らし振りが書かれているようなので読み進んでみると、当時の巷における社会情勢が見えてなかなか...
たまたま出会った本で期待もなく、馬鹿にしながら手持無沙汰で読みだした。 案の定世界の終わりを告げる予言から始まったので危うく本を閉じかけた。 しかしイエスが産まれる前のヨゼフやマリアの暮らし振りが書かれているようなので読み進んでみると、当時の巷における社会情勢が見えてなかなか面白い。 更に四章目の「愛の問題」七章目の「皆さんの霊」などは、信じられないほどの具体性があって、理性的で化学的な説明がある。 予言本ごときイントロはなんだったのだろうかと思いつつ先に進む。 例えば、自分を愛することによって他を愛することを知るとか、愛が分子運動で伝わる化学変化によるものだとか、地球には時間的ずれという問題があること、またそれがすべての現状を生み出していることを説明している。 ここだけでも読んでみたメリットがあったとは思う。 だがしかし、無限と言う理性を説きながら、片方ではすでに答えが用意されていることを匂わす。 父としての全知全能の唯一神が繰り返される。なぜ母なる神ではいけないのだろうか? 法則だの祈りだの願いだの契約だのと、善悪感を押し付けだす。 中でも大きな矛盾は後半のマリアとイエスのメッセージで、未来に対する恐怖の予言だろう。まるで支離滅裂の建前と本音が交差しているようだ。 選択は個々の自由で、神は見守るだけだといながら、イエスは言う。 私の目的はこの予言が与えられることにより、あなた方が希望と愛を見出すことです。 これって、マ逆の発想でしょう。 恐怖心をあおっておいて、私にすがりなさいと言う先方は、ご利益宗教の特許ですし、 資本主義の自由と平等と博愛と言う言葉と同じように、偽善の言葉であり詐欺の基本だと思えるのですが、違いますか。 神を人々の外に置いて、われ先勝ちの人々の欲望を煽っていませんか。 最も私的には、得るところがあったのですが、お勧めはできません。
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