わたしは誰 そしてヒプノセラピーが始まった…

井形慶子(著者)

• 販売会社／発売会社: こーりん社/
• 発売年月日: 1995/12/25
• JAN: 9784906489152

商品レビュー

2016/04/30

この人の本の書評をどこかで読み、おもしろいのかと思って図書館で４冊借りたうちの３冊目。
いや、これはひどい。思わず、自分の書棚のカテゴリーに「これはひどい」を作ってしまった。過去10年の中でのぶっちぎりのワースト１の座を送りたい。評価に★１つをつけた本はほかにもあるけれど、この本のひどさに比べれば、全然良書です。それくらいひどい。
実際にヒプノセラピーをするまでは普通だったので、先に読んだ２冊（これらもひどかった）に比べればマシかなと思って読んでいました。
しかし、そのヒプノのあとの「セラピーの果てに」の章がひどい。ドラマチックでそれっぽい言葉をいっぱい並べているが、まったく意味不明。
そして、そのあとのネパールについては、もうね・・・おつむが弱いとしか思えない。
値引き交渉だかオプションつけてもらうかで自分が得をしないことには良いサービスを受けた気がしないのかな、この人。
ホテルのお湯が出ないからとホテルに文句を言って、部屋を一つ余分につけてもらって、その部屋を貧しい運転手にコッソリ使わせてあげた！彼にとっては夢のホテルよ！自分が泊まれるなんて夢にも思ってなかったのよ！などと得意げに書いてあって、読んでいて激しく頭痛がしました。
良いホテルの体験って、堂々とお客として泊まって丁寧なもてなしを受けてこそではないの？　しょせん貧しい運転手だし、こっそり部屋に潜り込むので十分だと言いたいのか？とびっくりです。もちろんホテルに対しても不誠実だし。
とまあ、これは序の口。このネパールの章はとにかくひどい。
とにかくひどいです。（あ、２回も言っちゃった）

2014/06/15

フォトリーディング88。
井形さん、20年近く前の著書。
吉祥寺、
家、
イギリス
このキーワードの著作が多い方ですが、時々、ぽつっと登場する「運命に導かれるような体験」を綴った作品が私は好きです。
こちらはヒプノセラピーを検索中ヒットして、セレンディピティを感じて購入。

ヒプノセラピーについてはそれほど多くのページは割かれていません。が、井形さんが自分が幸せを感じない原因を潜在意識に求め、確認し、その後、自身の潜在意識の中の怒り、哀しみを実生活の中で別の形で癒していった流れが描かれており、「奇跡はないが確実な」ヒプノセラピーの効果を垣間見ることができます。

さすがに情報が古いので星3つにしましたが、良い本です。