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日本の大名家はいま
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学習研究社/ |
発売年月日 | 1995/11/30 |
JAN | 9784054006164 |
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日本の大名家はいま
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15家の今について。それぞれの系図がついている。 ○赤い伯爵・母は加藤家伊予大洲6万石の裔 土方家:久元の農商務大臣・宮内大臣履歴により伯爵 前例なき「爵位剥奪処分」を受けた土方与志。左翼演劇人として波乱の生涯。 加藤家:伊予大洲6万石:子爵 大正・昭和の当主・泰...
15家の今について。それぞれの系図がついている。 ○赤い伯爵・母は加藤家伊予大洲6万石の裔 土方家:久元の農商務大臣・宮内大臣履歴により伯爵 前例なき「爵位剥奪処分」を受けた土方与志。左翼演劇人として波乱の生涯。 加藤家:伊予大洲6万石:子爵 大正・昭和の当主・泰通は宮中の侍従・式部官 その長男・泰同は海軍軍属として南方で従軍、戦後はハープ奏者としてホテルニューグランドでジャズを弾く。S62没 ○細川家:肥後熊本54万石:侯爵 大名華族の中ではトップクラスの富裕な家。明治の当主・護久は海軍少将。明治10年第十五銀行に出資。別名「華族銀行」明治9年の秩禄処分による出資額の多い順に薩摩島津家、加賀前田家、長州毛利家、別名華族銀行。 昭和18年、時の東条内閣を倒すべく、細川護貞侯爵は秘密工作の特命を受けた。50年たちその長男護煕は首相に。氏の母は近衛文麿の次女。 ○幻の徳川16代将軍:徳川将軍家:侯爵 大正3年、山本権兵衛内閣が総辞職し、突如、貴族院儀容徳川家達(16代)が首相候補に浮上。幕府滅亡後初めて徳川家に曙光がさすかに見えたが・・ 辞退し第二次大隈内閣となった。が、昭和初年ワシントン軍縮会議で主席全権をつとめる。17代家正は外交官としてカナダ・トルコ各国大使を務める。夫人は徳川幕府終焉の幕を引いた薩摩島津家忠義の9女。18代恒孝は日本郵船勤務。松平容保の子恒雄の孫。 〇理研コンツェルン・豊橋7万石 大河内家:三河吉田(豊橋)7万石:子爵 戦争中の新興財閥、理研コンツェルン総帥・大河内正敏子爵。大河内家の先祖は徳川家光の時代「知恵伊豆」の名のある松平伊豆守信綱。 〇明治日本を駆ける:蜂須賀家:阿波徳島25万石:侯爵 明治5年、華族出資の鉄道建設を建議し、東京鉄道会社最大の株主となった蜂須賀家。東京三田の5万坪の本邸に君臨した徳島25万石財力。 〇「有馬記念」創設者:有馬家:筑後久留米21万石:伯爵 久留米21万石、有馬家 有馬頼寧が創設。左翼運動から一転して近衛首相のブレーンとして農相を務め、戦後はA級戦犯に指定された。が釈放。3男は直木賞作家有馬頼義。 〇空のパイオニア・徳川男爵 徳川家:御三卿清水家10万石:男爵 明治43年12月19日、わが国初めての航空機が飛んだ。パイロットは清水家当主・徳川好敏陸軍大尉。 〇薩摩77万石の実力:島津家:薩摩鹿児島77万石:公爵 現在でも鹿児島で島津興業を持ち、800年の王者の実力を保つ。 〇加賀百万石の前田家:加賀金沢102万2千石:侯爵 昭和17年、前田利為侯爵はボルネオの空に散る。陸軍士官学校で恩寵拝受の優等生。 〇水戸黄門家・紀州家の末裔 水戸徳川家:常陸水戸35万石:公爵 御三家は侯爵となるが、昭和4年茨城県への行幸の際、光圀、斉昭の功績は没すべからずとして「公爵」に。江戸時代の水戸藩の小石川の江戸上屋敷は9万9千坪(今の後楽園はその庭園)、駒込の中屋敷が5万4千坪、本所小梅の下屋敷は1万8千坪。明治の水戸徳川邸は小梅の下屋敷。現在の墨田公園。 紀州尾張家:紀伊和歌山55万5千石:侯爵 大名華族の中でも随一の財産家。大正・昭和の当主頼定時、年間経費は50万とも。大正14年先代頼道の遺産について当時の読売新聞は「3千万円(時価500億円以上)」と伝えた。昭和2年には骨董オークションをし世間を騒がす。これも読売新聞で「総点300、売上161万円」 戦後頼貞は戦前の莫大な財産を殆ど無くす。昭和29年没。妻子は千駄木で借家住まいをした。孫は建築家となる。 〇反逆児の血統・尾張徳川家:尾張名古屋61万9千石:侯爵 昭和6年、徳川義親、大川周明らの右翼クーデターに資金援助。徳川家の家宝を維持するため財団法人徳川黎明会をつくる。 〇相撲界・姫路酒井家の実力:播磨姫路15万石:伯爵 横綱審議会委員長としてマスコミをにぎわした酒井忠正伯爵。戦後、歴代首相の師と仰がれた安岡正篤は酒井忠正邸に東洋思想研究所を起こした。 〇数奇なり越前32万石:越前福井32万石:侯爵 二代秀忠の兄秀康を藩祖。 延宝元年(1673)、越前・荒谷の山奥に父親によって幽閉され、一度抹殺されかかった嫡男・松平権蔵。だが本家藩主に返り咲く数奇な運命。 海軍少佐松平康愛はルソン島で戦死。 〇秀吉夫人の血統・木下家:日出木下家:豊後日出2万5千石:子爵 〇賤ケ岳七本槍の生き残り大名:脇坂家:播磨竜野5万1千石。:子爵 1995.11.30発行 図書館
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戦国時代に活躍した武将の子孫の話です。主に明治時期の話が主流です。『日本の名門200』同著者です。紹介人数は少ないですが読み応えはあります。…200と同時に読むと益々より興味が沸いてくるでしょう
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