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旅は自由席 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1995/03/01 |
JAN | 9784101268118 |
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旅は自由席
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
これといった大きな驚…
これといった大きな驚きはないのだが、のんびりした感じが好き。
文庫OFF
氏の人生後半での著作であるが小気味よいテンポ、執筆で素晴らしい。 特に車窓の四季は氏の今までの旅のエッセンスが凝縮されている。 一部を記す。 春:日本の各地を旅行してみてつくづく感じるのは 日本は広いということでありその広さが多彩な変化を伴っていることである。だから、さして国内...
氏の人生後半での著作であるが小気味よいテンポ、執筆で素晴らしい。 特に車窓の四季は氏の今までの旅のエッセンスが凝縮されている。 一部を記す。 春:日本の各地を旅行してみてつくづく感じるのは 日本は広いということでありその広さが多彩な変化を伴っていることである。だから、さして国内日本国内を旅したことのない人が軽々しく海外旅行に出かけるのを見ると首をかしげたくなる。どこへ行こうとその人の自由であるけれど日本は狭いなどと簡単に思われると腹立ちを覚える。せめて冬の北海道の流氷ぐらいは知ってから海外へ行ってほしいと思う。流氷が北海道のオホーツク沿岸に押し寄せるのは1月20日ごろである。氷塊群が視野の限りを埋め尽くす様は美しさを通り越して残酷でさえある。港は氷に閉ざされ漁船は陸に引き上げられるがその陸上もね凍てついて白一色、氷海との境は定かでない。 菜の花に早春の息吹を感じる人には内房線の和田浦から江見間がよいだろう。線名は内房だが北に山を負った外房州の温暖な海岸で12月下旬に咲き始める。 梅ならば伊東線でこれも年内に蕾がほころび東京から意外に近いところなので驚かされる。 夏:私は梅雨時の旅が好きである。つむじ曲がりのように聞こえるかもしれないが、そうではない。誰しも異存のない条件をまず記すと日が長い、乗り物や宿があいているこれらは旅行者にとって好都合だ。あやめ、ショウブ、水芭蕉、紫陽、花蓮などこの季節ならではの湿潤で鮮やかな花が咲くのも嬉しい。苔が美しくなるのも梅雨のところである。鉄道旅行にとって梅雨は障害にならない。障害は台風、豪雨、雪であり人間の洪水も梅雨時には起こらない。にもかかわらず梅雨の季節が旅行に不向きとされるのは雨が降れば濡れる道がぬかるという近代以前の草鞋履き時代の観念が残っているからではないかとも思う。こうした従来の観念にとらわれず嫌われる季節の梅雨時を選んで汽車に乗ってみよう。 どの線でもよいがやはり山間を走る路線がよいだろう。例えば名古屋から中央本線に乗って名古屋から中津川までの特急しなのを利用する。80キロを55分で走ってしまうからずいぶん早い。しかしそこから先は特急では早すぎるので鈍行列車に乗り替える。中津川発車するとまもなく左窓に木曽川が現れる。すでに中流で谷は深い。これから旧中山道の 宿場を辿りながら木曽川の源流近くまで遡ることになる。木曽谷の主役はまわりの山々だ。言うまでもなくスギやヒノキの美林におおわれ、それが重畳とつづいている。かように木曽谷をいく中央本線は彫りの深い車窓風景を展開してくれる。川面から靄が湧きあがり、スギ、ヒノキの山肌は霧にけぶる。色彩は消えて濃淡だけの水墨画そのままの景観になる。快晴で雲ひとつない木曽谷とは比較にならない。陰鬱に富んだ日本的風景美なのだ。 汽車旅で出会った肴 昔は昼間は汽車にゆられながら移りゆ窓の景色を眺め、夜は地元の珍味を愛で地酒での一献が楽しみだった。けれども最近は交通、冷凍技術の発達によりいろんなものが都心でも入手出来るようになった。 旅行しながらその土地のその季節のものを賞味したい、という立場からすると、まことにぐあいの悪い時代になった。。。。。ごもっともである。 自作再見「時刻表昭和史」 時刻表昭和史に対して特別な想いがあり、一生懸命に書いたが意外にも売れなかったそうだ。私はこの本は金字塔、白眉だと思っている。自分の人生で一番良かった本を選べと言われたら間違いなく時刻表昭和史を選ぶだろう。高校生の時に初めて読んだ時はよく分からず印象も薄かった。しかし、歳を重ねるにつれ、この本の偉大さが分かるようになった。著者と同様、もっと若い人に読んで欲しい本である。特にあとがきがの数行がすばらしい。 モーツアルトの活力 深夜、ひとり寂しく仕事や勉強をそていると、つらくて、何かの助けを借りたくなる。 そんな私の執筆活動の孤独と苦しみを支えてくれる人がいる。モーツアルトである。彼の音楽の持つ活力が、私を励まし、元気づけてくれるのだ。昔のレコードは高価だったようだ。シンフォニー40番、1か月分のアルバイトの半分をはたいて、78回転盤3枚1組を購入。トスカニーニの指揮。音色は現代と比較にならないが一生懸命聴いた。神も仏も信じない人間であるが、モーツアルトを聴いていると、彼は神と人類との通路であったかと思う事がある。小澤征爾も同じ事を言っていた。
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【古書】昭和末期から平成初期にかけて発表された小品を集めた、エッセイ集三部作の最後を飾る本である。と言っても、その語り口は今までと何ら変わることなく安心して読めた。前2冊は新装版で入手できたが、本書は古書の文庫版をようやく手に入れた。国鉄はJRに変わり、本書が刊行される時に廃線に...
【古書】昭和末期から平成初期にかけて発表された小品を集めた、エッセイ集三部作の最後を飾る本である。と言っても、その語り口は今までと何ら変わることなく安心して読めた。前2冊は新装版で入手できたが、本書は古書の文庫版をようやく手に入れた。国鉄はJRに変わり、本書が刊行される時に廃線になった路線がカッコ書きで注釈を入れられているのが悲しい。
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