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黒い時計の旅 福武文庫
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黒い時計の旅 福武文庫

スティーヴ・エリクソン(著者), 柴田元幸(訳者)

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黒い時計の旅 福武文庫

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福武書店/
発売年月日 1995/02/06
JAN 9784828857114

黒い時計の旅

¥715

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

エリクソン唯一の文庫…

エリクソン唯一の文庫です。とにかく傑作。ヒトラー?ポルノ?物語は破天荒そのものですが、圧倒的な筆致でグイグイ読ませます。ジャンルでいうと、マジック・リアリズム系に属すると思います。

文庫OFF

2010/05/28

難解な部分も確かにあ…

難解な部分も確かにありますが、それも気にならないストーリー展開で、ぐいぐい引き込んで行きます。突然の話の展開に面食らってしまう所がありますが、あとでなるほどと思わせてくれます。

文庫OFF

2012/11/14

ヒトラーのためにポルノグラフィを書かされるという奇異な設定のみに意識が行きそうになる。 しかし、世界が変容する、時空を行き来するということに「書くという行為」の影響力の強大さを思う。 その影響力は世界だけではなく、主人公が母親を受け入れて許すこと、さらに自分を受け入れて許すこと...

ヒトラーのためにポルノグラフィを書かされるという奇異な設定のみに意識が行きそうになる。 しかし、世界が変容する、時空を行き来するということに「書くという行為」の影響力の強大さを思う。 その影響力は世界だけではなく、主人公が母親を受け入れて許すこと、さらに自分を受け入れて許すことに繋がっていく。 母と母を通り過ぎていった男たちが、まさに性関係であったゆえに、重すぎて吐露できなかった彼の感情の代償が、ポルノグラフィを書くということだったのだろう。 自分で書いた言葉に揺られて、気持ちを浄化し、最後母親とつながりを持つことができたのではないか。 言葉によって紡ぎだされた物語は、世界を変え、時空を超え、そして書き手自信に返ってくる。己の発見と覚醒へと広がる。 主人公が最期を迎える前に、そういった結末であってよかったと思える。

Posted by ブクログ

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