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完訳 カンタベリー物語(下) 岩波文庫
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完訳 カンタベリー物語(下) 岩波文庫

ジェフリー・チョーサー(著者), 桝井迪夫(訳者)

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完訳 カンタベリー物語(下) 岩波文庫

定価 ¥924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1995/01/20
JAN 9784003220337

完訳 カンタベリー物語(下)

¥605

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 中世旅物語
  • 教訓的説教
  • 男女視点交互
  • 艶笑談と信仰
  • 翻訳注釈豊富
  • 人物列伝の深考察
  • 多様な物語群
  • 読者に考察促す
  • キリスト教教義反映
  • 物語構成のバランス

多様な物語が織り成す中世の旅を描いた本作は、艶笑談や教訓的な話から、信仰に基づく説教まで幅広い内容が魅力です。特に、司祭の教えや人物列伝は、時代背景やキリスト教の教義を反映し、深い考察を促します。翻訳の質も高く、訳者の丁寧な注釈が作品理解を助けてくれます。物語の構成は、男女の視点を交互に描くことで、バランスの取れた展開を見せ、読者に考えさせる要素が豊富です。未完の状態であったことが惜しまれますが、それでも中世の香りを楽しむには十分な作品であり、多くの示唆を与えてくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2010/05/28

徒弟にいかさまぶりを…

徒弟にいかさまぶりを暴露されて錬金術師は大あわて。話はなおも続くが、カンタベリーにはまだ着かない。

文庫OFF

2022/05/31

作中にキリストから見放されたとしてカインの名があげられていました 当時のイギリスではキリストと神が同一だったのか、キリストは預言者として時代を超えた存在だったのか、どっちだろう? 時代的に前者かな?

Posted by ブクログ

2022/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻では修道僧の物語、尼僧付きの僧の物語、第二の尼僧の物語、錬金術師の徒弟の話、賄い方の話、教区司祭の話、の計6話を収録。 どちらもルネサンスを代表する文学作品といえるデカメロンとカンタベリー物語。前者は人間賛歌の色調を常に感じる作品でしたが、後者カンタベリー物語は、上巻こそデカメロンに似ていた雰囲気ですが、最後の下では宗教関係者の話が多く、トリは教区司祭の話で締めくくられました。この点は著者チョーサーのキリスト教的価値観が強く反映されているのかなと感じました。人は罪を避けて生きるべき、と。 なお、教区司祭の話は、主に7つの大罪(高慢、妬み、怒り、怠惰、貪欲、貪食、姦淫)についての説教について延々と133ページに渡り語られるものです。…大罪のラインナップを見ると、つくづく人間の本性は変わらぬものだなあと感じます。例えば姦淫なんぞは著者の時代である600年も前からやめとけと言われているのに、今でもそれで叩かれる人が多いわけです。こうした『罪』には各々に潜む蜜の味があるのかもしれませんね。 で、この話はなかなかに退屈なのですが(説教ですからね)、私は我が事として反省しながら読みました。キリスト者ではありませんが、上記のような『罪』が心を乱し、判断を狂わせることがあると感じます。やはり業務遂行をフラットな心で行うためには(不動心が欲しい!)、こうした『罪』は避ける方がよろしいのでしょう。特に私はすぐにキレるし、自分より処遇のいいひとにはルサンチマンをメラメラと燃やしてしまいます。反省です。 ・・・ 最後に訳者の桝井氏の解説でチョーサーの意図が語られており、それがなかなかに興味を引きました。曰く、巡礼行というフレームの中に多くの階層の人物とそれにふさわしい話を用意した一大集成を企図していたのではという旨です。ちょっと民俗学チックですね。 こうしてみると、キリスト教的価値観が色濃いながらもやはりルネスサンスの息吹を感じないわけにはいきません。このような神へのまなざしから人間へのまなざしへの転換が見え隠れしてくるところに、私は非常な興味を感じた次第です。

Posted by ブクログ

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