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ダーウィン以来 進化論への招待 ハヤカワ文庫NF
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ダーウィン以来 進化論への招待 ハヤカワ文庫NF

スティーヴン・ジェイグールド(著者), 浦本昌紀(訳者), 寺田鴻(訳者)

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ダーウィン以来 進化論への招待 ハヤカワ文庫NF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1995/09/28
JAN 9784150501969

ダーウィン以来

¥440

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2019/01/20

浪人生から学生時代にかけて、グールドのファンでした。 この本を今読み、自分の「進化」という概念に対する認識は、やはりグールドの影響を強く受けているのだなぁ、と再認識しました。 それにしても、元になったエッセイ群は、自分が生まれた頃に連載されていたんだな、というのを思うと、いっ...

浪人生から学生時代にかけて、グールドのファンでした。 この本を今読み、自分の「進化」という概念に対する認識は、やはりグールドの影響を強く受けているのだなぁ、と再認識しました。 それにしても、元になったエッセイ群は、自分が生まれた頃に連載されていたんだな、というのを思うと、いっそう深いものがあります。 本当の「博識」「教養」というのは、こういう文章が書けることを言うんだろうな、というのが良くわかります。

Posted by ブクログ

2018/07/07

ダーウィン進化論を軸にしたエッセイ集。 著者の博識ぶりと科学者としての公正な立場からの言説が気持ちいい。 進化論に関してはほとんど知識がなかったので知らないことが多くてそれだけでも楽しめた。 第1部で紹介された、進化論自体はダーウィンだけでなく、当時すでに「かなりひろまっていた...

ダーウィン進化論を軸にしたエッセイ集。 著者の博識ぶりと科学者としての公正な立場からの言説が気持ちいい。 進化論に関してはほとんど知識がなかったので知らないことが多くてそれだけでも楽しめた。 第1部で紹介された、進化論自体はダーウィンだけでなく、当時すでに「かなりひろまっていた異端」だったという話にさっそく驚く。 ダーウィンが自説の発表を遅らせたのは「進化論」自体ではなく「唯物論」のためだったというのだ。 18世紀後半から19世紀前半においては唯物論者はかなり迫害されていたらしい。 19世紀、唯物論とくればあの人たちとの関わりはどうだったんだろうと考えるのは当然だろう。 グールドはそのあたりも抑えてくれている。 マルクスもエンゲルスもダーウィンの「種の起源」を高く評価していて、マルクスは「進化論」第2巻にダーウィンに捧げる献辞をつけたいとまで言っていたのだ! こういうビッグネーム同士の絡みは単純にワクワクするな! 第2部の「ヒトの進化」ではヒトは発育遅滞であり、幼形成熟であるという話が興味深い。 この発育遅滞により、我々は長く学習する時間を得ることができ、家族の紐帯も強固にしたのだ。 また、赤ん坊にいたっては「胎児として」生まれてくるというのだ。 その理由をグールドはヒトの脳が大きくなりすぎたため、今のヒトの骨盤では十分成長してしまうと産むことができなくなるためとしている。 ここは少し違和感があり、発育遅滞と同じで赤ん坊が早く生まれることで学習時間を長く取得できるからとも考えられないだろうか。 ヒトの骨盤に問題があるならそれを解消するような進化をしてもいいのではないだろうか。 (もっともどちらが主な理由かという程度の話なのかもしれないが) 第3部では「極度に完成化された器官」が取り上げられた。 「こいつらどうやってこんな進化できたんだろうなぁ」と感心するような生物たちのことだ。 例としてランプシリスという貝の話が説明されている。 彼らは体の一部を魚に似せ、別の魚をおびきよせるのだ。 私も常々どういう経緯をたどったらこのような進化があり得るのかという点は不思議に思っていた。 グールドは「前適用」という概念で説明する。 前適用の原理は「構造はそのままで機能が変化する」というものだ。 たとえば初期の魚にはあごがなかった。 しかし呼吸の役割を担う骨はあり、それが変化してあごになったというのだ。 第7部、第8部では人種差別や遺伝的決定論に強く反発している。 もっともグールドはそのような主張は「いかなる新事実にも基づいていないし、その主張を支持するどんなデータも引くことはできない」と言っているだけだ。 デマやいい加減な主張はいくらでも威勢のいいことを言える。 対して、真っ当な科学者が言えるのはグールドのように「少なくとも今のところそのような主張を裏付けるデータはない」ということだけだ。 これは非常に面倒くさい話だが、科学者は忍耐強くそのように主張するしかない。 3.11以降の日本の放射能デマに対して、多くの心ある科学者たちがしてきたことでもある。 そして、グールドは遺伝決定論に対して遺伝的可能性という概念を持ち出す。 利己主義も利他主義もなるほど進化の過程で遺伝されてきたことかもしれない。 しかし、それはそのような行動も可能であるという可能性の話であり、行動が決定されているわけではないのだと主張する。 私はそのようなグールドの主張を支持したいと思う。 我々の精神は肉体によって生まれ、肉体に縛られている。 しかし我々は肉体の影響を受けながらも自由意志を持つ。 それは制限された範囲内かもしれないが、少なくともその範囲内においては自由である。 そのように信じたい。

Posted by ブクログ

2018/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

単行本は上下二分冊。多摩市立図書館には下巻しかないので、他館から借りて貰った。下巻だけあるってどういうことよ〜。 マルクスから唯物史観、マルサスから自然淘汰を着想…って、駄洒落みたいだ。 いわゆる「科学読み物」なんだけど、普通の科学者とその主張がバンバン出てくる。なんか科学"民度"みたいなのが違う感じ。

Posted by ブクログ

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