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幻獣の話 講談社現代新書1188
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1994/02/20 |
JAN | 9784061491885 |
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
網羅的に世界各地の神話や伝承、民話とかに出てくる幻獣の話が展開されるかな、と期待して読んでみたのだが、いわゆる「歴史上の幻獣」について触れられるのは最初のほうまで。中盤には一応、それなりに世界各地の幻獣が取り上げられているが、どれも文庫サイズで1ページちょっと程度の扱い。これぐら...
網羅的に世界各地の神話や伝承、民話とかに出てくる幻獣の話が展開されるかな、と期待して読んでみたのだが、いわゆる「歴史上の幻獣」について触れられるのは最初のほうまで。中盤には一応、それなりに世界各地の幻獣が取り上げられているが、どれも文庫サイズで1ページちょっと程度の扱い。これぐらいならWikipediaで足りる。 後半は、作家の空想や思考実験の推移について触れていたりして、全体的に「緒茶が書きたいと思ったことをとりあえず書き連ねた」だけという印象が拭えなかった。著者はドイツ文学専攻らしいので、そもそも、民俗学や文化人類学、宗教学的な視点からの幻獣の話を、この本に期待する方が間違いだったか。 本棚に置いといて再読することは、自分としては無いかな。文学研究者の思考回路を、幻獣をテーマに理解したい、みたいなニッチな需要には応えられる本かもしれんが。
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ドイツ文学者で稀代の読書家として知られる著者が、古今東西の空想上の生物について綴ったエッセイです。 ドラゴンや河童といったオーソドックスな幻獣から、ロボットやゴジラなど現代のファンタジーまで幅広く取り上げ、それらを生み出した人間の想像力へと読者の思いを誘います。
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ヨーロッパ人にとって東方とは長らくインドのことであった。そしてインドには珍獣、幻獣がいると思いこんでいた。インドには翼をもった蛇がいるとか、単脚の人がいるとか。 日本でもヤマタノオロチやら河童やらいろんな伝説の獣がいた。 筆者が有名なドイツ文学者だからカフカの小説の中に出てくる怪...
ヨーロッパ人にとって東方とは長らくインドのことであった。そしてインドには珍獣、幻獣がいると思いこんでいた。インドには翼をもった蛇がいるとか、単脚の人がいるとか。 日本でもヤマタノオロチやら河童やらいろんな伝説の獣がいた。 筆者が有名なドイツ文学者だからカフカの小説の中に出てくる怪しい獣らにも触れている。
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