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小さくともキラリと光る国・日本
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小さくともキラリと光る国・日本

武村正義(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 1994/01/30
JAN 9784334970857

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2012/02/04

武村正義という政治家の名前は知っていますが、彼が大臣として活躍していたのはも10年以上も前のことですし、当時は今と違って政治には全く興味がなかったので、彼がどのようなことを考えているのか全く知りませんでした。 私が結婚した15年以上も前に書かれた本ですが、武村氏の考え方が少し...

武村正義という政治家の名前は知っていますが、彼が大臣として活躍していたのはも10年以上も前のことですし、当時は今と違って政治には全く興味がなかったので、彼がどのようなことを考えているのか全く知りませんでした。 私が結婚した15年以上も前に書かれた本ですが、武村氏の考え方が少し理解できて良かったと思います。彼が立ち上げた「新党さきがけ」以来、多くの政党が設立、合併、分裂を繰り返して、今は2大政党のように収まっていますが、今回政権を掌握した民主党も多くの寄せ集めであることから意見調整が難しいと思います。 民主党には自民党政権との差異をうちだすうえでも、日本の骨格である中流層を元気にさせる政策を推進していって欲しいと思います。 以下は気になったポイントです。 ・世界に例のない中選挙区制というシステムには腐敗を生む根源がある(p14) ・腐敗防止のための選挙制度改革であり、両者が並列的、二者択一的に並べられていることは可笑しい(p16) ・イギリスの100年前の腐敗防止法は、連座制を徹底的に強化することで腐敗が激減した(p20) ・社会党は、半世紀近く主張し続けたポリシーをあえて留保し、政治改革のために自民党政権にはない、ましな政権をつくるために大胆な決断をしたことで歴史を動かした(p30) ・自治省は、太政官布告があるために、休みの日は法律で決まっていて、地方公共団体が勝手に休むことはできない(p67) ・知事から国会議員になるということは、大企業の社長から、いきなり中小企業を通り越して個人商店のおやじになった気分(p70) ・日本ほど当選回数主義、年功序列主義がまかり通っている国はないので、日本で国会議員で成功するには、若いうちから選挙に出馬する必要がある(p77) ・昭和42年の佐藤内閣時代に内閣法が改正されて、官房長官が正式に閣僚の一員となった(p120) ・1980年に琵琶湖条例が契機となってメーカは無リン合成洗剤を開発して、現在では有リンの合成洗剤は日本から姿を消した(p136) ・日本国土において可住地面積(傾斜度が9度まで)は、12万平方キロ(32%)、住宅に活用されている土地は1割以下、残り9割は丘陵地、田畑である(p141) ・国土面積の3%ほどの人口密集地帯に、全人口の60%の日本人が住んでいる(p142) ・ローマ帝国が滅んだ理由は、1)傭兵制度、2)農業を忘れて、食料を金で買えるようにしたこと、である(p168) ・日本が発達してきた理由として、1)ほぼ単一の民族性、2)高い知的・道徳的水準、3)階級変動のある平等社会、がある(p178) ・サイクロンによってガンジス川流域の水害が増えたのは、ネパールやチベット等の人口が増加して森林が半分以上が減っていたから(p189) ・カザフ共和国の悲劇は、1)セミパラチンスク地方での数百回もの核実験による後遺症、2)アラル海の環境破壊:面積は40%減少(p194)

Posted by ブクログ

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