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王様はロックンローラー
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王様はロックンローラー

フォルカークリーゲル(著者), 恭子シュレヒト(訳者), ヴォルフガングシュレヒト(訳者)

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王様はロックンローラー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブロンズ新社/
発売年月日 1994/12/15
JAN 9784893090935

王様はロックンローラー

¥550

商品レビュー

4

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2013/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずいぶん前に買った本を引っ張り出してきた。 カテゴリはだいぶ迷ったけど、まぁファンタジーでも間違いではないかなと。 記憶の中では絵本だったんだけど、違った。 童話のような作りの話ではあるものの、内容は逆に大人向け。 1960年代から1970年代の洋楽シーンが好きな人、詳しい人なら 読んでにんまりできること請け合いである。 こんなこと書いといて難だが自分はその辺は全く詳しくない(爆)ので ある意味知識を広げてくれた本だった。 内容をざっくり説明すると ヨーロッパのどこかの国の王様が家臣にはめられて城を抜け出し あちこち放浪した末に大喝采を受けて戻ってくる話、というところ。 歌も楽器も上手くて民衆の信頼も厚い王様に対して 作者という神が背負わせた十字架が『リズム音痴』。 (たぶんサクラの)観客に乗せられて『サティスファクション』を歌って失敗して その場にいたみんなから嘲笑されるくだりは痛ましくて涙が出そうになる。 そのあとは旅芸人やロックシンガーに助けられつつも 王様自身の運と実力をフルに活用して最終的に元鞘に収まるところは やっぱりなーと思いつつもホッとするラストだった。 厳密には元鞘ではないんだけどね。 同じ時代にいるはずのないミュージシャンが一堂に会しちゃったりとか わざとなんだろうけど時代考証がめちゃくちゃである(笑)。 その荒唐無稽さを『違うだろ!』と突っ込むか、ファンタジーとして楽しむか。 どっちを選択しても面白いんじゃないかな。 元々の話の内容はもちろん、日本語訳を担当されたご夫妻の文章にも ロックミュージックに対する愛情をひしひしと感じた1冊だった。 一旦絶版になって再版されたものの、再版分も既に絶版らしい。 勿体無いなぁ。

Posted by ブクログ

2004/10/16

児童書のようなつくりですが、音楽が好きだった大人に読んで欲しい本。 忘れていたものを思い出せるかも。

Posted by ブクログ

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