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スパイM 謀略の極限を生きた男 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1994/12/10 |
JAN | 9784167459024 |
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スパイM
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
戦前の共産党の中核に入り込んでいた特高のスパイである、「スパイM」こと飯塚盈延の生涯を追った本です。 スパイMについては、雑誌『文藝春秋』で発表され、その後『日本共産党の研究』としてまとめられた立花隆の仕事がありますが、著者たちは立花の仕事の取材をする機会を得たことが機縁となっ...
戦前の共産党の中核に入り込んでいた特高のスパイである、「スパイM」こと飯塚盈延の生涯を追った本です。 スパイMについては、雑誌『文藝春秋』で発表され、その後『日本共産党の研究』としてまとめられた立花隆の仕事がありますが、著者たちは立花の仕事の取材をする機会を得たことが機縁となって、その後も取材をつづけ本書の刊行にまでいたったことが、「あとがき」で明かされています。 そのためもあって、立花の本と重複するような叙述も見られるのですが、特高のスパイとしての役割を終えたあとの飯塚の暮らしぶりについて、家族の証言などをまじえながら比較的くわしく紹介されており、おもしろく読みました。
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完全にサイコパス。 サイコパスというのは必ずしも悪人ではなく、良いことをするにも悪いこともするにもタガが外れている人間だ。 スパイMはソビエトに極秘留学できるほどなのだから知能は高いのだと思う。 知能が高く、タガが外れ、短期の快楽から思念の至福をも知る厄介な人間のドキュメント。
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読了。会社のシニアの方に借りた本である。やっと読めた。戦前に特高のスパイとして、共産党の幹部の人のドキュメンタリーであった。小説仕立てで面白かった。党の資金を集めるために銀行強盗までやったようである。あまり難しい話もでてこないので、さらさらと読めるかなと思ったが、以外に時間かかった。1994年出版の文庫である。
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