商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
日常の些細な瞬間を掘り下げ、思考の迷路を巧みに描く作品は、主人公の心の中の「ごちゃごちゃ」を言葉で追いかける楽しさに満ちています。特に、記憶の断片や人間関係の微妙な距離感についての洞察が、読者に共感を呼び起こします。例えば、同僚への寄せ書きやトイレでの音問題、文房具への愛着など、日常の中に潜むユーモアやこだわりが絶妙に表現されています。また、主人公の過去や現代的な価値観が垣間見えることで、深い感情を引き出し、時には懐かしさや笑いをもたらします。全体を通して、思わず共感し、心温まる体験が広がる作品です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
言葉言葉言葉。もうすごい。人の頭のなかはごちゃごちゃだ、とは思うけれど、そのごちゃごちゃを言葉でどこまでも追いかけていけるのは凄すぎる。ほんの些細なこと、子供の頃のふとした瞬間を細かく思い出せること。自分はもう忘れてしまったことを思い出させれてくれたようで、少し嬉しかった。
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もう、絶対好き!ニコルソン・ベイカー。 これがデビュー作だなんてすご過ぎる。 ストーリーとしては、昼休みに外出から帰ってきてオフィスに戻るサラリーマンがエスカレーターに乗ろうとするところから、中二階で降りようとするところまでの間に考えたいろいろなことを後日思い出していた主人公の...
もう、絶対好き!ニコルソン・ベイカー。 これがデビュー作だなんてすご過ぎる。 ストーリーとしては、昼休みに外出から帰ってきてオフィスに戻るサラリーマンがエスカレーターに乗ろうとするところから、中二階で降りようとするところまでの間に考えたいろいろなことを後日思い出していた主人公の頭の中に浮かんだ事柄について。 その事柄についての注釈がまた細かくて、ストーリーと同じくらいの分量が費やされていて、うっかりすると、今何のことについて読んでいたんだっけ?ってわからなくなるくらい。 それが、でも絶妙で、とにかく愉快。 周囲のすべてに関して洞察を怠らず、関係性について、成り立ちについて、いちいち検証する姿勢がたまらなくステキ。 入院している同僚への寄せ書き。 同僚との距離感を考えて、あまり目立ちすぎる場所ではなく、だからと言って空いてるスペースに適当にということでもなく…って悩むところ、わかるわかる。 トイレの中での、音問題。 文房具への偏愛。 靴下をはくときの“あらかじめじゃばら寄せ方式”など、自分のこだわりにつけるネーミング。 どうでもいいようなことへのこだわり。 どれをとっても笑えて、共感できて、とにかく好き。 好きだ~、好きだ~、大好きだ~! ここ最近知った作家の中で、一番好き!
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- ネタバレ
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「もしもし」に続きベイカーさん2冊目。相変わらず面白い。 口笛の伝染とか、埋もれていた記憶の発掘→語りはしないが多くの人が実は同じことを考えてたという発見。日常という複雑な曲線を微分し尽くしたところにある意外な感動。
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