1,800円以上の注文で送料無料

十二の遍歴の物語 新潮・現代世界の文学
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

十二の遍歴の物語 新潮・現代世界の文学

ガブリエル・ガルシア・マルケス(著者), 旦敬介(訳者)

追加する に追加する

十二の遍歴の物語 新潮・現代世界の文学

定価 ¥1,816

880 定価より936円(51%)おトク

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介 内容:大統領閣下、よいお旅を.聖女.眠れる美女の飛行.私の夢、貸します.「電話をかけに来ただけなの」 八月の亡霊.悦楽のマリア.毒を盛られた十七人のイギリス人.トラモンタ-ナ.ミセズ・フォ-ブスの幸福な夏.光は水のよう.雪の上に落ちたお前の血の跡
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1994/12/10
JAN 9784105090067

十二の遍歴の物語

¥880

商品レビュー

4.7

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/27

自主的ラテンアメリカフェア開催で、図書館で借りた。ガルシア=マルケスの短編集。 良質の映画を観ているような映像的な作品が多かった。書かれた時期は1980年前後。各作品の末尾に書かれた日付が付してある。 本の冒頭には「緒言」として著者自らによるこの本の書かれた経緯がある。 タイ...

自主的ラテンアメリカフェア開催で、図書館で借りた。ガルシア=マルケスの短編集。 良質の映画を観ているような映像的な作品が多かった。書かれた時期は1980年前後。各作品の末尾に書かれた日付が付してある。 本の冒頭には「緒言」として著者自らによるこの本の書かれた経緯がある。 タイトル通り12篇の短編が収められており、私が特に気に入ったのは、5番目の「電話をかけにきただけなの」と12番目の「雪の上に落ちたお前の血の跡」の2篇。 どちらも映画的な面白さがあり、それなのに映画のように2時間近くじっとしている必要もなく。実際、この12篇の中の5篇は映画の台本だったらしい。 今読み返したなら「百年の孤独」ももう少しわかるかな、と思った。

Posted by ブクログ

2018/12/22

ラテンアメリカ文学に興味はあるが、「100年の孤独」に挑戦するにはハードル高すぎるので短編集にしてみた。ほぼすべて南米ではなく、外国都市(世界の主要都市)が舞台。亡命し、貧窮生活に落ちた上に、腰椎の病気で痛みに冒された元大統領と、同郷の貧しい病院の職員の交流を描いた1編「大統領閣...

ラテンアメリカ文学に興味はあるが、「100年の孤独」に挑戦するにはハードル高すぎるので短編集にしてみた。ほぼすべて南米ではなく、外国都市(世界の主要都市)が舞台。亡命し、貧窮生活に落ちた上に、腰椎の病気で痛みに冒された元大統領と、同郷の貧しい病院の職員の交流を描いた1編「大統領閣下、良いお旅を」しか読んでないけど、異邦人同士の郷愁の交換が沁みる。 その他、幼くして死んだ娘の遺体が腐らないため、奇跡認定してもらおうと法王を待ちわびる男など、少し不思議な物語が展開される。

Posted by ブクログ

2014/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

多分、個人的にはガルシア=マルケスで、一番よく読んでいるのがこれ。 翻訳もいいのだと思いますが、とても読みやすいし、何よりイメージの喚起力がケタ外れ。 (ダテにノーベル賞作家じゃないですねえ) 登場人物の顔形や動く様子が眼前に浮かんで、読み進むのに邪魔なくらい。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品