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風紋
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 1994/10/05 |
JAN | 9784575232028 |
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商品レビュー
4.6
9件のお客様レビュー
加害者以外はすべて被害者。 すごく考えさせられた。 救いがなさすぎて読むのが辛い。 事件のたびにこういう思いをする人がいるのだと思うと辛い
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犯罪によって影響を受ける「被害者」がテーマ。 二浪の長女と高2の次女をもつ主婦・高浜則子が学校の父母会の後、行方不明となり、他殺体で発見される。 捜査の末、犯人として二浪の長女の元担任教師・松永秀之が逮捕され、裁判が始まり、この殺人事件の関係者の人生の歯車が少しずつ狂って...
犯罪によって影響を受ける「被害者」がテーマ。 二浪の長女と高2の次女をもつ主婦・高浜則子が学校の父母会の後、行方不明となり、他殺体で発見される。 捜査の末、犯人として二浪の長女の元担任教師・松永秀之が逮捕され、裁判が始まり、この殺人事件の関係者の人生の歯車が少しずつ狂っていく。 主人公は次女の高浜真裕子で、母の死を受け入れられず、一人浮遊した状態の中、裁判や、受験、人間関係など、苦悩する様子が事細かに描かれている。 またこの被害者というのは、犯罪の加害者以外、全ての不利益を被った者を指し、犯人である松永の妻・香織や、事件を取材する建部、裁判を担当する検察官・速水と、あらゆる視点から事件を見つめ、犯罪を起こすと、このような波紋を広げることを丁寧に描いている。 被害者の裁判参加、裁判員制度の制定に一石を投じたんではないかと感じるような作品。
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都内で起こった殺人事件、被害者は年頃の二人の娘を持つ主婦だった。 … 被害者遺族の娘真裕子を中心に、加害者家族の香織などに視点で、事件とその後の変わっていく日々の暮らしが描かれる。 事件の真相が気になるのはもちろんのこと、どんどん壊れていく真裕子や香織の日常が気になり、辞書並...
都内で起こった殺人事件、被害者は年頃の二人の娘を持つ主婦だった。 … 被害者遺族の娘真裕子を中心に、加害者家族の香織などに視点で、事件とその後の変わっていく日々の暮らしが描かれる。 事件の真相が気になるのはもちろんのこと、どんどん壊れていく真裕子や香織の日常が気になり、辞書並みの厚さの本なのに、その厚さがちっとも気になりませんでした。 高校生の子の元から、突然母親がいなくなるということは、やはりかなり辛いこと。 それが殺人事件だとすれば、さらに想像を絶することだと思います。 裁判を経て、二人の娘達が大人になっていく姿が、切なく悲しかったです。 加害者家族の香織の変化も辛いものでした。 加害者以外は皆被害者、その通りだと思いました。
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