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ミラノ霧の風景 白水Uブックス1028エッセイの小径
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ミラノ霧の風景 白水Uブックス1028エッセイの小径

須賀敦子(著者)

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ミラノ霧の風景 白水Uブックス1028エッセイの小径

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 1994/09/30
JAN 9784560073285

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ミラノ霧の風景

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商品レビュー

4.6

7件のお客様レビュー

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2025/10/21

須賀敦子さんの本の中で、最初に読んだ本。何だかご婦人方のお部屋に乱入したようで気恥ずかしい気がするが、どうしても、ひと言言いたい。それは、「きらめく海のトリエステ」の冒頭のウンベルト・サバの詩が素晴しいということ。「1946年に上梓した詩集『地中海』の末尾に置かれた《ユリシーズ》...

須賀敦子さんの本の中で、最初に読んだ本。何だかご婦人方のお部屋に乱入したようで気恥ずかしい気がするが、どうしても、ひと言言いたい。それは、「きらめく海のトリエステ」の冒頭のウンベルト・サバの詩が素晴しいということ。「1946年に上梓した詩集『地中海』の末尾に置かれた《ユリシーズ》と題された作品である」。  ユリシーズ  若いころ、わたしはダルマチアの  岸辺をわたりあるいた。餌をねらう鳥が  たまさか止まるだけの岩礁は、ぬめる  海草におおわれ、波間に見えかくれ、  太陽にかがやいた。エメラルドのように  うつくしく。潮が満ち、夜が岩を隠すと、  風下の帆船たちは、沖あいに出た。夜の  仕掛けた罠にかからぬように。今日、  わたしの王国はあのノー・マンズ・ランド。  港はだれか他人のために灯りをともし、  わたしはひとり沖に出る。まだ逸る精神と、  人生へのいたましい愛に、流され。 何度も何度も読んで、ああ・・という詠嘆とともに、自分の人生に思いを致すのである。須賀さんの柔らかい訳文が、心にしっくりと纏わりついてくる。 話が逸れるが、サバの「ユリシーズ」を読んでいると、なぜだろうか、次のような曲を思い出す。 Rick Wright - Far From The Harbour Wall https://www.youtube.com/watch?v=3x4x6SQseX0 Rick Wright - Sweet July https://www.youtube.com/watch?v=U7ER7B-CK1g 英国のPink Foydのキーボード奏者 Rick Wright(リック・ライト)のソロアルバム『Broken China』(1996年)に収録されている。 「Sweet July」でいいギターが鳴っているなと思ったら、やはりTim Renwick(ティム・レンウィック )、Dominic Miller(ドミニク・ミラー )が参加している。 お終い

Posted by ブクログ

2021/12/23

今は亡き作者を偲ぶ。 異文化に戸惑い、身に付けた西欧文学の素養は、稚拙な日本人のそれではない。 堂々とした佇まいと流麗な言葉を併せ持つイタリアの知識人そのものだ。 伴侶の回想。友人との邂逅。古の街並みと触れ合った人々との交流が彼女の奥底に集積していった。 殊更、ヴェネツィアを“...

今は亡き作者を偲ぶ。 異文化に戸惑い、身に付けた西欧文学の素養は、稚拙な日本人のそれではない。 堂々とした佇まいと流麗な言葉を併せ持つイタリアの知識人そのものだ。 伴侶の回想。友人との邂逅。古の街並みと触れ合った人々との交流が彼女の奥底に集積していった。 殊更、ヴェネツィアを“興行中のひとつの大きな演劇空間”と例えたのは圧巻だった。 「近代に到って成長をしなくなり、虚構化をしてしまった。サンマルコ寺院のモザイク、夕陽の潟の漣、囀るように喋る女たち、リアルト橋のうえで澱んだ水を眺める男女。これらは皆、世界劇場の舞台装置なのではないか。」

Posted by ブクログ

2016/02/27

訪れたことも積極的に学んだこともないイタリアなのに、風景が目の前に浮かんでくるような本だった。イタリアの一つ一つの街を、そこに住む人の真の生活に基づいて表現してるのがすごい!ちゃんと人との関わりを持って、イタリアの核みたいなところを描こうとしたんだろうな、、

Posted by ブクログ