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失われた〈私〉をもとめて 症例ミス・ビーチャムの多重人格
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学樹書院/ |
発売年月日 | 1994/09/20 |
JAN | 9784906502011 |
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失われた〈私〉をもとめて
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もう、これは教科書じゃなくて、きちんと読書したと言いたい!(笑) まじで分厚い。 クリニックでのアルバイトがなければ絶対読み終えられなかった。。 3色ボールペンを活用したおかげもある。 3色ボールペンいいね。 これ実話(てか記録)だからすごいよね。 ただ、ビーチャムがサリ...
もう、これは教科書じゃなくて、きちんと読書したと言いたい!(笑) まじで分厚い。 クリニックでのアルバイトがなければ絶対読み終えられなかった。。 3色ボールペンを活用したおかげもある。 3色ボールペンいいね。 これ実話(てか記録)だからすごいよね。 ただ、ビーチャムがサリーのいたずらもあったり、最後はB4toサリーの戦いの被害を被って肉体的にもやられてしまってるのはかわいそうだった。 何度も何度も『解離』という言葉が使われている。 多重人格のキーワードだね。 『潜意識』・『一交代人格』とかも。 専門的な用語葉は出るわ、それに関する心理学の分野も出るわ、最初はかなり抵抗あった。えっ!?初心者なのにこんなの読ませちゃうの!?みたいな。 先生はこの本訳するのに、仕事もあったけど5年かかったとおっしゃっていたけど、確かにこれはこれだけの頁数と内容からして5年はかかるだろうな・・と納得。 ビーチャムが元々神経な性格だったこと、母親や父親との生活のなかでそれが異常なくらい強くされてつまり、とても不安定でそれプラス被暗示性の強さ。 しかも、結局最初のビーチャムは真のビーチャムじゃなかったのにびっくり。(プロヴィデンスの病院での出来事以降の人格だったのね) しかもまたB4とか出てくるわ、このB4が真のビーチャムかと思いきや、話はそんな単純じゃなく、結局B4は真のビーチャムではなくて。 ただサリーがビーチャムを苦しめる理由に「ビーチャムへの嫉妬」を挙げているのは面白い。いや、興味深い。 自分も愛されたい・認めてほしいという表れでは? ただ、最後結局押し戻されてしまう(つまり死んでしまう)ことは少し同情した^^; またその後に新B1に新B4に、B6も出てくるし、んで最初にしか登場しなかったB2が重要人物となるし、 統合が完全なときと完全じゃないときでまた人格・記憶に違いがあるしでもう。。 なんなのこの人たち!(笑) しかも、真のビーチャムへの統合の章「いかにして彼女は見つけられたのか」の章があっけなく終わるし(ページ数も少ない) けれど、不安定さはまだあって、永続的な真のビーチャムは得られず、また数年ぶりにかつての事態に戻って終わり なんて! けれど本当にこんな事象ってあるのかなぁ。 やっぱり読んだ後とでも不思議。 しかしめっちゃ分厚かった! なので読了後は超爽快感!
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