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大相撲こてんごてん 文春文庫
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大相撲こてんごてん 文春文庫

半藤一利(著者)

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大相撲こてんごてん 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1994/09/10
JAN 9784167483036

大相撲こてんごてん

¥220

商品レビュー

3

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2019/12/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

相撲用語を五十音順に並べ、そのトピックに合った俳句で文章を閉めるという構成が面白いと思いました。 相撲の初期は、お互いの手を取って、双方に引き合うだけのものだったことなど、相撲の変遷が伺え、興味深く読みました。

Posted by ブクログ

2015/05/14

黄金週間前に、わが地元の「スカイホール豊田」(ひらたく言へば市の体育館のことですが)に、「大相撲豊田場所開催!」の大看板が掲げられました。地方巡業ですな。10月13日開催と、随分先の話であります。チケット発売開始さへ7月4日からと、まだ二か月もあるのでした。 看板には三人の力士の...

黄金週間前に、わが地元の「スカイホール豊田」(ひらたく言へば市の体育館のことですが)に、「大相撲豊田場所開催!」の大看板が掲げられました。地方巡業ですな。10月13日開催と、随分先の話であります。チケット発売開始さへ7月4日からと、まだ二か月もあるのでした。 看板には三人の力士の写真が。おお三横綱だな、と思つてよく見ると、白鵬、日馬富士、そして......ん? これは逸ノ城ではありませんか。鶴竜は無視かい。可哀想に。 昔はポスターでも看板でも番付優先だつたと思ふのですが、現在は人気優先みたいですね。横綱大関を差し置いて遠藤君の写真が使はれたりするのを見ると、ちよつと違ふのではないかと勘考します。さう言へばやうやく大銀杏が結へた遠藤関。新入幕の頃は、輪島を彷彿とさせるところもあつたのですが、最近の彼には、服部佑児の影が忍び寄つてゐるやうな気がしてなりません。 ま、それはそれとして、『大相撲こてんごてん』。著者の「前口上」によると、この表題には「こてんこてん」「古典語典」「古典誤伝」「個展語典」の意が含まれてゐるさうな。 よくある軽い雑学・ウンチクものと思はれがちですが、その内容は中中深い。項目も「吾妻鏡」「在原業平」「尾崎士郎」など、一見相撲とは無関係と見えるものから、歴史を絡めて深い考察を見せてゐます。相撲には割かし興味のあるわたくしも知らない背景が沢山あるのです。 相撲のあらゆる所作には、すべて意味が有ると言ひます。それを忘れた現代(当時ね)の相撲界を著者は厳しく批判してゐます。これを老人の繰言と呼んではいけません。元来、相撲は神事であり、近代スポーツの性格を付加された現代でも、それは変らないのであります。 Aといふ横綱がゐました。土俵の内外で騒動を繰り返し、問題児横綱と呼ばれました。当然世間の批判を浴びましたが、彼を擁護する一定の層もゐたのであります。協会は古いよ、現代はヴィジュアルでも愉しませなきや、悪役も必要だよ等等等。 確かに日本相撲協会には古い体質が残り、改善点は山ほどありますが、それと相撲のしきたりを守ることとは全く別問題なのであります。本来の相撲を知る人ならば、相撲に「悪役」がゐる筈がない事を承知してゐます。 さういふ点に納得がいかない向きには、伝統から切り離された、新たな相撲団体を作つて貰ふしかないですなあ。それなら、土俵上でガッツポーズしやうが、倒れた力士に蹴りを入れやうが好き勝手ですよ。 うむ、少し力が入り過ぎたやうです。お恥づかしい。実際には、本書は堅い内容ではなく、気軽に知識を得られる好著と存じます。かういふ話は、わたくしなんかではなく、デーモン小暮閣下や、やくみつるさんにして貰へると説得力があるのですがね。 ぢや、また。ご無礼いたします。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-543.html

Posted by ブクログ

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