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裂けた岬 「ひかりごけ」事件の真相 ノンフィクションブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 恒友出版/ |
発売年月日 | 1994/04/19 |
JAN | 9784765240789 |
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裂けた岬
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商品レビュー
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2016/9/18「知床にいまも吹く風」購入きっかけで再読 飢餓の極限。 どうなってしまうのだろう? 想像できないだけに恐ろしい。 『太平洋戦争まっただ中の昭和十八年(一九四三年)十二月四日、北海道根室港を発ち小樽へ向かった日本陸軍暁部隊所属の徴用船「第五精神丸」=七人乗り組...
2016/9/18「知床にいまも吹く風」購入きっかけで再読 飢餓の極限。 どうなってしまうのだろう? 想像できないだけに恐ろしい。 『太平洋戦争まっただ中の昭和十八年(一九四三年)十二月四日、北海道根室港を発ち小樽へ向かった日本陸軍暁部隊所属の徴用船「第五精神丸」=七人乗り組み=が、知床岬沖合で大シケに遇い、消息を絶った。 それから丸二ヵ月経過した昭和十九年二月三日夕、知床岬から二十キロメートルほど離れた羅臼郡羅臼村字ルシャ(現在の羅臼町岬町)漁業、野坂初蔵(七一歳)宅に、外套の上に筵を巻きつけた異様な男が一人、倒れこむように入ってきて、助けを求めた。』 『奇蹟の神兵は一転、地に落ち、人肉を食らって生き延びたおそるべき軍属として、批判を浴びた。』 『事件から四十余年~、船長は重い十字架に押しつぶされそうになりながら、「なぜ生きてしまったのか」と悔やみ続けた。』
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衝撃が大きい。とても重苦しい読後感で、興味本位で手を出した事に後悔した。船長の語り口で話が進み、複雑な背景に囲まれる個人の苦悩が主になっている。 それぞれの立場の人が皆、怒って異論をとなえそうな問題作。この著者は何を目的にこの本を書いたのかが分からない。 この本読んでもらう目的は...
衝撃が大きい。とても重苦しい読後感で、興味本位で手を出した事に後悔した。船長の語り口で話が進み、複雑な背景に囲まれる個人の苦悩が主になっている。 それぞれの立場の人が皆、怒って異論をとなえそうな問題作。この著者は何を目的にこの本を書いたのかが分からない。 この本読んでもらう目的は?ただの興味本位で首突っ込んでるなら悪趣味もいいとこ。
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本作は確認である。事実か作者介入の度合い、記憶の信憑性などはエピローグを読んで分かるとおり、判然としない。しかしこれはドキュメントであり、人を食ったものが放った言葉をまとめたものである。その点で、本作を評価しない手はない。 偶然でもないが、最近劇団四季による『ひかりごけ(武田泰淳...
本作は確認である。事実か作者介入の度合い、記憶の信憑性などはエピローグを読んで分かるとおり、判然としない。しかしこれはドキュメントであり、人を食ったものが放った言葉をまとめたものである。その点で、本作を評価しない手はない。 偶然でもないが、最近劇団四季による『ひかりごけ(武田泰淳原作)』を見た。開いた口がふさがらなかった。これから原作を読んでみるつもりでいるが、避けた岬を読むかぎり「我慢した」には憤りしか覚えない。
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