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オレアナ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 劇書房/構想社 |
| 発売年月日 | 1994/09/12 |
| JAN | 9784875745655 |
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オレアナ
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
30年近く前、放送大学の英語科目で原作に触れる。 当時はまだ演劇を観に行くことが自分にとってハードルが高く、長塚京三×若村麻由美の舞台、観たい…と思うだけでした。 また、当時は内容がイマイチお腹に入らず…特にキャロルに全く共感できないというか、なんでそんなことを?という疑問しかわ...
30年近く前、放送大学の英語科目で原作に触れる。 当時はまだ演劇を観に行くことが自分にとってハードルが高く、長塚京三×若村麻由美の舞台、観たい…と思うだけでした。 また、当時は内容がイマイチお腹に入らず…特にキャロルに全く共感できないというか、なんでそんなことを?という疑問しかわかなかったのです。どちらかと言えばジョンに同情派。だいたい、長塚京三が好きだったし(笑) 今は、少し話の内容を理解できたように思う。その結果として、キャロルは当初の印象のままですが、ジョンも、ザンネン…というか、まあ、よくあるタイプの人間で、足もと救われたというか、いろいろ自覚がないタイプ…それ自体はさほど罪でもないと思うけれど、思わぬシチュエーションで、日常を崩されていく…という筋立の理解はできたように思います。 昨年「ポウジュ」というユニットで演じられたそう。観に行くんだった… そこで最前列に座っていた観客男性たちが笑っていたというエピソードを、あるレビューで読みました。この戯曲で笑える間は、その人たちは平和です。そして、誰かを知らないうちに傷つけている。さらに、これは男性教授×女性学生という関係性だけに発生する事象ではない、とも感じたのです。誰しもが踏んでしまう可能性のある地雷… ずっとキャロルの心情が気にかかり、気になっていた作品。舞台が観れないなら、読めばいいじゃん!と思い立った1冊。でも、在庫探しは、意外と大変でした。原文では、大学図書館にしかない。残念。 でも、いつかまた原文で読めたらいいな、むしろ、観れたらいいな。 2015年に、田中哲司がジョンを演じている。これはかなりリアルでしたでしょう…(最近彼が演じた欲望という名の電車のスタンからすると。とても良かったんです) 今の時代で、若村麻由美に匹敵する若手の舞台女優は誰になるんでしょうか。 時代を超えてなおこの問題は深刻… ちょっと内容が辛いので満点はやめ。 でも、読めて良かった作品。 タイトルのメタファーも、納得。 個人的にはラストはアメリカ版を選びます。 訳者とは逆に(時代の流れもあるかもですが)、アメリカ版の方がジョンに救いがないように思うので…キャロルも優位とは言いにくいですが、そのどちらも救われない感がある。そこにさらなる辛さが感じられるというか。 ロンドン版は、こちらも個人的には、やや説教くさく…と言いつつ、ジョンの反応としては、こちらの方が現実的かもです。
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