1,800円以上の注文で送料無料

生命観を問いなおす エコロジーから脳死まで ちくま新書012
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

生命観を問いなおす エコロジーから脳死まで ちくま新書012

森岡正博(著者)

追加する に追加する

生命観を問いなおす エコロジーから脳死まで ちくま新書012

定価 ¥814

220 定価より594円(72%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/13(水)~11/18(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1994/10/20
JAN 9784480056122

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/13(水)~11/18(月)

生命観を問いなおす

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

そもそも命とは何か、…

そもそも命とは何か、といった人間や動物の根本を見つめた一冊。

文庫OFF

2010/05/28

環境倫理を含めた、生…

環境倫理を含めた、生命倫理の入門書としてオススメの1冊。わかりやすくてタメになります。

文庫OFF

2018/12/18

環境問題から脳死問題まで、現代は生命にまつわるさまざまな問題に直面しています。しかし、これらの問題を生み出したのはわれわれ自身であり、われわれの「生命」の本性の奥深くに、他のいのちを犠牲にしてまでも生きたいという欲望が根を張っていると著者は指摘します。そのうえで、生命を「調和」や...

環境問題から脳死問題まで、現代は生命にまつわるさまざまな問題に直面しています。しかし、これらの問題を生み出したのはわれわれ自身であり、われわれの「生命」の本性の奥深くに、他のいのちを犠牲にしてまでも生きたいという欲望が根を張っていると著者は指摘します。そのうえで、生命を「調和」や「共生」などといった美しいことばで語るのではなく、生命の奥底に存在するさまざまな矛盾に向きあい、解明しなければならないと主張しています。 著者はこうした観点から、生命にかんする具体的な問題に切り込んでいきます。たとえば、リサイクル型文明の提唱が資本主義システムと結びつき新たな南北問題を生み出すのではないかという指摘がなされています。また、1980年代以降のアメリカにおけるディープ・エコロジーとニュー・サイエンスの勃興や、日本における「いのちと癒し」にまつわる言説の流行をとりあげ、「生命」を称揚するそうしたロマン主義的な言説が、生命と現代文明との間に存在する入り組んだ関係を見ようとしないことを批判しています。 さらに脳死問題についても突っ込んだ考察がなされており、とくに梅原猛による文明論的な観点からの脳死問題への取り組みが俎上にあげられている。梅原は、「他人の臓器をもらってまでも自分が生き続けたいという「エゴイズム」を、みんなでサポートしてゆく」という社会システムの分析・批判をおこなっていないと著者は批判し、そのために彼の主張する大乗仏教の菩薩道に基づく彼の臓器移植論も、なし崩し的にシステムの内に取り込まれてしまう恐れがあると批判しています。 著者の基本的なスタンスは明確ですが、「生命の欲望」と現代文明との関係を解明することの必要性を主張するにとどまっていて、立ち入った分析がおこなわれているわけではないように思えます。著者の提唱する「生命学」の序論という位置づけの本だといってよいのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品