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青い犬の目 死をめぐる11の短篇 福武文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:三度目の諦め.死の向こう側.エバは猫の中に.三人の夢遊病者の苦しみ.鏡の対話.青い犬の目.六時に来た女.天使を待たせた黒人、ナボ.誰かが薔薇を荒らす.イシチドリの夜.マコンドに降る雨を見たイサベルの独白 |
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販売会社/発売会社 | 福武書店/ |
発売年月日 | 1994/08/16 |
JAN | 9784828832937 |
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青い犬の目
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商品レビュー
2.8
4件のお客様レビュー
マルケスの短編集。多くは死、あるいは死を連想させるものがテーマとなっている。 死の間際の状態であったり、あるいは既に死んでしまっている状態だったり、あるいは死んだ者とつながっている夢であったり。 完全なる死が、ブラックホールのような完全な闇、無、であるとすると、これらの短篇はそ...
マルケスの短編集。多くは死、あるいは死を連想させるものがテーマとなっている。 死の間際の状態であったり、あるいは既に死んでしまっている状態だったり、あるいは死んだ者とつながっている夢であったり。 完全なる死が、ブラックホールのような完全な闇、無、であるとすると、これらの短篇はその無に吸い込まれる辺縁での出来事のように見える。 まだ完全には死んでいないけれども、限りなく死に近づいている数々のシチュエーションを描くことで、本来なら何もない「無」が見えてくる。 死の辺縁を垣間見ることで、本来であれば見えない完全な死がくっきりと縁取られて見えてくる。そんなイメージを与える。 実際にマルケスがそれを意識していたのかはわからないが、彼のマジックリアリズムの手法がとりわけ死の辺縁ぎりぎりをうまく表現しているように思える。 ところどころ、なにがなんだかわからないような部分もあるが、それもまた「死の狭間だしな」と変に納得しつつ、理解できない不気味さを味わう。 万人に受け入れられるタイプの短編集ではないと思うが、私はこの雰囲気と、彼の技法を十分に楽しめた。
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今さらマルケスの未読の文庫に出会うとはラッキー!と思ったんだけど、何かハマらんかった。幻想的な雰囲気はわかるんだけど、もうちょっとストーリーがほしいかな。マルケスは長編の方がおいらにはあってるのか。いや、エレンディラは良かった記憶があるな。これが単にハマらんかっただけか。
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わが悲しき娼婦の思い出 の方がお気に入りだからあまり記憶には残ってない。 唯一バーだったかの、女と男の話は嫌いじゃない。
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