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史記の人間学 講談社+α文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1994/05/20 |
JAN | 9784062560436 |
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史記の人間学
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史記の人間学
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
さらり、中国史体感のできる本
「史記」と銘打ってあるものの、史記の括りに囚われず、縦横に語る。ただし、縦横も度が過ぎて奔放になったり、鄙俗な文章になった箇所がまま見られた。 また、ちょっと古い本のせいか、古い解釈に基づく箇所が随所に見られた。その点、普遍性を具えた安岡教学と比較したときに明らかに見劣りがする...
「史記」と銘打ってあるものの、史記の括りに囚われず、縦横に語る。ただし、縦横も度が過ぎて奔放になったり、鄙俗な文章になった箇所がまま見られた。 また、ちょっと古い本のせいか、古い解釈に基づく箇所が随所に見られた。その点、普遍性を具えた安岡教学と比較したときに明らかに見劣りがする。現在でも、本書に価値を見出すか否かは読者諸氏次第でしょう。 特に、歴史書(主に「史記」)を引用する際、人物名を伏せている箇所が多く、史話を端折ったくだりも頻繁で、目も当てられなかった。「人間学」、のためというなら一定の価値はあろうが、「史記」の範疇を逸脱したくだりが少なくなく、最早「史記」説話とは到底言えない本のような気がした。 加えて、「あとがき」がただ単に御自身が関わった本のセールスに費やされていたのが著者の品性を示唆しているように感じられた。 そもそも、「人間学」のタイトルと乖離するというか、悖るというか、著者のせいというより編集者が指定したものだと思うが、凡そ精神論足りえない、冗文に終始した本です。 「史記の~」にするのではなく、「中国史の人間学」としたほうがしっくりきた気がします。史記史話に多くの頁を割いたのは認めるが、多くスポットライトを浴びた側を主軸に展開し、歴史の本質を御理解ない印象を受けた。歴史はなにも大国の産物ではなく、滅びゆく国家にも等分に示唆する学が存在します。「人間学」を売り文句にしたのだから、大国と小国に半々の頁を割くべきだった。 あと、「礼儀」を事に従い「礼義」と表記したのは卓見だと思うが、一箇所だけ「不孝」が「不幸」になってたり、些細な間違いかもしれないが実は重大であって、筆者と安岡先生とを比較する好材料になった。
聖熟女☆ミ
「史記」のさまざまなストーリーと、現代社会を つなぐ解説書。 今も昔も、社会を生き抜くのは大変です・・。
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