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黒人の誇り・人間の誇り ローザ・パークス自伝
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サイマル出版会/ |
| 発売年月日 | 1994/05/01 |
| JAN | 9784377210118 |
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黒人の誇り・人間の誇り
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
米国の公民権運動、人種隔離政策の嚆矢となったバスボイコット事件の当事者の自伝。 本書には人名が多く出てくるので、必ずしもフォローできなかったのだが、大筋としてはわかりやすく、学ぶことが多かった。バスボイコットの行動の素早い広がりと人々の連携は感動的。 まずは、有名なバスボイコットは、普通の主婦が突然勇気を出して発生したものではなく、事前に構想があったことを知った。ローザ・パークスは有名なバスボイコット事件の前から分離政策撤廃活動家の夫と共に書記として活動していたことや、最適な起訴人を探してバスボイコットを画策していたこと、地裁であらかじめ有罪となった後上告することを前提に計画されていたことなどを知った。そして、少し前に適任と思われた起訴人が未婚で妊娠したことが裁判官の心象を悪くして裁判に不利に働くと判断してボイコット活動を断念したことも含め、白人の犯罪が臆面もなく無罪になるような裁判がまかりとおっていたことがあまりにも理不尽。多少の想像はできたが、ひどい。 また、公民権運動が拡大するより前から黒人の理不尽な犯罪者の釈放金などを工面することができるような支援団体がいくつも存在したことを知った。黒人たちのどうしても避けられない必要から生まれたのだと思う。日本では想像するのが難しい。 キング牧師がガンジーの非暴力運動の推進者だったことは知っていたが、非暴力主義の実行には限界があるという考えがむしろ多くなっていると思う。ローザも完全な非暴力主義ではないとのことだが、それでもその考え方の根本には共感している。このような思想・哲学と現実や行動とのバランスはとても難しい課題だと思う。 バスボイコット事件直後の裁判に勝訴して、モンゴメリー向上協会がモンゴメリー市とバス会社に提出した要求は、1) バス内での(乗客への)より親切丁寧な扱い、2) 白人は前のセクション(席)、黒人は後ろのセクションに分け、先着順に着席させること、3) 黒人が乗る路線のバスに黒人運転手を雇用すること、という内容。つまり人種分離は残したままのなんと控えめな要求なのだ。完全な平等は、(コミュニティも分かれていたので)黒人にとっても難しかったのだろう。分離政策の完全撤廃というものの困難さが窺える。 始めの3つの章は、ローザの少女時代、1930-1940年台の米国南部アラバマ州の田舎での黒人の人種差別の程度を知ったことに加えて、黒人の小作農たちの暮らしぶりを知ることができて、興味深かった。 バスボイコット事件の最初の発生時点では、キング牧師がアラバマ州ではまだ活躍する前だったことも初めて知った。 また、自家用機を持つほどリッチなハリー・ベラフォンテが(We Are The Worldよりずっと前から)公民権運動に積極的だったことも知らなかった。 マルコムXがローザと交流があったのもちょっとした驚き。マルコムXには、過激なイメージを持っていたのだが「白人を憎まない」方針転換をしており、その活動の矢先に殺されたことも興味深い。 ローザが公民権運動のシンボルとして有名になりあちこちで公演をするようになっても、普通に裁縫の仕事を持つ決して裕福でない主婦であり続け、裕福な有名人ではなかったことは、ちょっと残念な気持ち。旅費は受け取っても最後まで公演料は取らなかったのかもしれない。 そして最後にローザが書いているのは、差別する白人の心を変えることは相当に難しいこと、そのため(キング牧師が言うように)どうしても法律によって人権を守る必要があること。そして反進歩主義的態度、白人至上主義の復活傾向への憂い。この1990年代の憂いが今、Black Lives Matterになり、さらに合衆国レベルの分断になり、さらに世界中を混乱に巻き込んでしまっているトランプ政権を思わせて、アメリカ、実に恐ろしい。
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米国の黒人差別撤廃運動の先駆けである人種差別のバス座席に対するバスボイコット事件の女性の話である。事件そのものは歴史として知られているが、その当事者の話が記録されている自伝として著名な本である。歴史的事実として知っておくべき読む本である。
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キング牧師の公民権運動の引き金になった、バスボイコット事件の重要人物、ローザパークスの自伝。 黒人の歴史を語る上で、一度は読んでおきたい一冊。 これを、読んでる時にたまたま白人の老夫婦がいたんだけど、表紙に思いっきり、"Rosa Parks"って書いてあっ...
キング牧師の公民権運動の引き金になった、バスボイコット事件の重要人物、ローザパークスの自伝。 黒人の歴史を語る上で、一度は読んでおきたい一冊。 これを、読んでる時にたまたま白人の老夫婦がいたんだけど、表紙に思いっきり、"Rosa Parks"って書いてあったので、苦い顔されてました。 ただ、苦い顔をするということは、やはり、そういった人種意識はあるということですよね。
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