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ヴェネツィア暮し 平凡社ライブラリー68
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 1994/08/15 |
JAN | 9784582760682 |
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ヴェネツィア暮し
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平凡社 矢島翠 「 ヴェネツィア 暮らし」 8ケ月の滞在を通して、人が暮らす「まち」ヴェネツィア の魅力を論じた本。漢字一字で ヴェネツィア を表現した章タイトルが秀逸。読むにあたり、ヴェネツィア について一定の知識は必要 文脈上「まち」と「都市」を使い分けている?「...
平凡社 矢島翠 「 ヴェネツィア 暮らし」 8ケ月の滞在を通して、人が暮らす「まち」ヴェネツィア の魅力を論じた本。漢字一字で ヴェネツィア を表現した章タイトルが秀逸。読むにあたり、ヴェネツィア について一定の知識は必要 文脈上「まち」と「都市」を使い分けている?「まち」は 人が暮らす町、「都市」は 幻想的、過去から変わらない化石、観光都市、没落都市あたりを意図しているのでは? ヴェネツィア の文化遺産の修復保全能力と水の管理能力については興味を持っていたが、文化遺産の有限性と生活上のゴミ問題をどう考えているか、だいぶ 理解できた 「文化遺産〜現代では、美しいものたちにも尊厳死は許されず、植物人間のような状態となっても、延命を強いられる〜本来、美しいものの寿命は〜自然と時の力におだやかに従いながら、かき消えて行くべきだろう」 「ヴェネツィア のゴミ〜このまちに住むには、リアリストでなければならない。ロマンティストでは身がもたない〜不燃ゴミを埋め立てて新しい島がつくられ、まちの面積をひろげて行く」 著者の結論 「ヴェネツィア は暮らしのある まちだった。時のとまった、化石のようなまちでなく、大運河の屋敷のうしろで、カルパッチョの絵の脇で、人びとが生きているまちだった」 天正少年使節団 や 岩倉使節団が ヴェネツィア に行っていたことを初めて知った。ガイドブックに載せてほしい 「人間の本心として、やはり、無駄のある住まいはたのしいものだ」 ティントレット、カルパッチョなどヴェネツィア 派の絵画をカラーで見たいものだが、本が見当たらない
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2月26日読了。ヴェネツィアに8ヶ月間滞在したという著者の体験談と、ヴェネツィアの独自性についての考察。ヴェネツィアに行った自分の経験が蘇るな。歴史・美術に関する著者の考察もなかなか深く、面白い。確かにヴェネツィアの下水、垂れ流してやいないか気になるよなあ・・・。ゴンドラを棺に見...
2月26日読了。ヴェネツィアに8ヶ月間滞在したという著者の体験談と、ヴェネツィアの独自性についての考察。ヴェネツィアに行った自分の経験が蘇るな。歴史・美術に関する著者の考察もなかなか深く、面白い。確かにヴェネツィアの下水、垂れ流してやいないか気になるよなあ・・・。ゴンドラを棺に見立て、「死の都」とする視点もあるのだな。私にとっては、今も住んでみたい町No.1なのだが。
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