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悪夢の八月 扶桑社ミステリー
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悪夢の八月 扶桑社ミステリー

ティモシー・ウィリアムズ(著者), 小西敦子(訳者)

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悪夢の八月 扶桑社ミステリー

定価 ¥662

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 1994/02/28
JAN 9784594013424

悪夢の八月

¥110

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2026/08/31

イギリスの作家ティモシー・ウィリアムズの長篇ミステリ作品『悪夢の八月(原題: Black August)』を読みました。 イギリスの作家のミステリ作品は、7月に読了したドナルド・レームクールの『月に住む女』以来ですね。 -----story------------- 8月の暑い...

イギリスの作家ティモシー・ウィリアムズの長篇ミステリ作品『悪夢の八月(原題: Black August)』を読みました。 イギリスの作家のミステリ作品は、7月に読了したドナルド・レームクールの『月に住む女』以来ですね。 -----story------------- 8月の暑い夜、イタリア内務警察のトロッティ警視は女性の惨殺死体発見の知らせに現場に駆けつける。 だが死体の身元を知って驚いた。 彼女は昔、トロッテが憎からず思っていた女性だったのだ。 管轄外だと署長に止められるが、彼は独自捜査に乗り出した。 しかし、なかなか手が掛りは得られない。 一方、死体の第一発見者で被害者と同じアパートの住人アボッティは、なにかとトロッティに接触してきて・・・。 うだるような暑さのなか、人間味溢れた定年間近のベテラン警視が直面する迷路のような難事件を描く上質ミステリー。 ----------------------- 1992年(平成4年)に刊行された作品……イタリア人警察官ピエーロ・トロッティ警視を主人公とした警察小説シリーズの第4作です。 イタリアの地方都市を舞台に警察組織の内部事情と陰惨な事件が同時進行する、どこか湿り気を帯びた警察小説……主人公のピエーロ・トロッティ警視は、身内の問題や組織内の政治的な歪みに悩まされながらも、結局は事件の渦中へと引きずり戻されていく、、、 この「個人的な苦悩」と「職務としての捜査」が絡み合う構図は嫌いではなく、むしろヨーロッパ系警察小説らしい重さがあって魅力的……トロッティの疲れた視線や、どこか諦念を含んだ行動には味がありましたね。 事件は陰惨で、組織の腐敗も丁寧に描かれているのに、なぜか感情が入りきらず、淡々とページをめくっているうちに読み終えてしまった印象が強かったですね……トロッティの内面の揺れや、物語の重苦しい空気が自分の読書テンションと噛み合わなかったのかもしれないな、、、 作品としての質は決して低くないと感じたし、自分にとっては、好みの要素が揃っていながらも、なぜか深く刺さらなかった作品でした……何なんだろうなぁ。 あっ、トロッティとともに捜査を進め、トロッティが名付け親となっているアンナ・エルマーニと付き合っている、ピザネッリ警部補の愛車がシトロエン2CVだったことは物語の展開とは関係なく印象に残りました……元愛車のシトロエン2CV、またステアリングを握りたいな。

Posted by ブクログ

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