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赤いダイヤ(上) 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1994/01/25 |
JAN | 9784087481266 |
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赤いダイヤ(上)
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赤いダイヤ(上)
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
如何にもマーケットらしい投資対象である商品先物「小豆」。この小豆を取り巻く面々の人間模様が細かく描写されている。妙に運のある者、金に目が眩み人を平気で裏切る者、リスクを取らず算盤だけを弾く者などなど。 簡単に翻弄されそうな小豆を前にしても、一切揺らがず歩む森玄や押田のように生き...
如何にもマーケットらしい投資対象である商品先物「小豆」。この小豆を取り巻く面々の人間模様が細かく描写されている。妙に運のある者、金に目が眩み人を平気で裏切る者、リスクを取らず算盤だけを弾く者などなど。 簡単に翻弄されそうな小豆を前にしても、一切揺らがず歩む森玄や押田のように生きたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
梶山季之って中学生時代には週間平凡や明星やその他大人向け週刊誌にイッパイ連載を載せてるエロ作家ぐらいにしか認識なかった。この本の連載テレビバージョンを小4のとき観てておもろかったので、何気に購買して読んだ。後で知ったのだけど同郷でしかも旧2中出身。私が旧一中なので親しみも持てた。読後は抱いていたイメージとはまったく違い、読みやすい文章。時代の風俗描写や愛欲シーンはガキにも変な気にならずスムースに読めた? 何といっても小豆の相場の世界が面白く後の銭に関する欲望のトレーニング?になった。 当時の大衆小説は株や相場の世界も単純でわかりやすく間違ってもPERがどうだCEOがこうだの横文字は無く全部日本語の業界用語で記述がヤサグレっぽくて渋い。 ひねたガキには横文字より業界人が使う日本語のほうがカッコヨク感じた。 指立てて買ったり売ったりいかにも相場の雰囲気がたまらなく好き。主人公のエネルギーは落ち込んだときにはバイブル。映画版は藤田まこと三田佳子だったが断然テレビ版。大辻伺郎と野際陽子最高。続編の青いサファイアも面白かったけど続編はおすすめしない。最後が無理がある。赤いダイヤ上下のみの閲覧おすすめ
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商品先物と言えば、小豆。 昔の文豪の話とかで、子供の頃は金持ちだったけど、親父が小豆相場で失敗してから、貧乏になった、みたいな。 でもこの頃は、時間がゆっくり流れてていいなぁ。 北海道の早霜の情報が、東京に伝わるまで、2日かかるそうです。そりゃ玄人筋が圧倒的に有利ですね。
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