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空間の日本文化 ちくま学芸文庫
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空間の日本文化 ちくま学芸文庫

オギュスタンベルク(著者), 宮原信(訳者)

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空間の日本文化 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1994/03/08
JAN 9784480081230

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商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2024/04/30

言葉の定義を明確にしようという意図があるせいか、回りくどく難解な印象。Ⅲ部の公私の考え方や町内会の分析などは新たな気づきもあり面白い。よく目にする日本人論や日本文化論的な日本賛美に偏らないところも良かった。

Posted by ブクログ

2014/11/06

原著の初版は1984年だけど、いろいろ今のことと重なって興味深い。 その一例。 〈以下要約〉1970年の農業白書で灌漑施設を持たない市町村はわずか7パーセントに過ぎなかった。落差による自然灌流を主とした日本の農業水利は大規模な集団工事、厳格な社会組織が必要になる。この際、共同体が...

原著の初版は1984年だけど、いろいろ今のことと重なって興味深い。 その一例。 〈以下要約〉1970年の農業白書で灌漑施設を持たない市町村はわずか7パーセントに過ぎなかった。落差による自然灌流を主とした日本の農業水利は大規模な集団工事、厳格な社会組織が必要になる。この際、共同体が負う役割が他のアジア諸国に比べて格段に大きかった。他国ではこうした水利施設の開発や管理を日本よりも遙かに中央政府に依存してきたからである。 長い年月をかけて積み重ねられた力関係は、もはや力関係としては認識されず、自然の一部となる。また、村は水利共同体そのものである。水がなければ、稲田には何の価値もない。こうした「水利組合」の内部では、それを構成する家々、ひいては個々人の完全な従属が強要された。こうした個人の否定、一つ上の細胞への完全な同一化が、日本の農業を発展させた。p226 〈要約終わり〉 このあたり、現代の「自己責任論」を照らして考えると興味深い。 また、アナロジーが横滑りしてそのまま因果関係になってしまうってのにはなるほどと思った。日本語は非論理的とか未だに言われてたりするけど、これ、言語の問題っていうより、こういう「説明」を何となく受け入れてしまう我々のどちらかというと論理的というより呪術的な思考の習慣のせいじゃないかと思える。

Posted by ブクログ

2013/10/26

日本における空間の本質とは何なのか、ということを、なんと日本語と他言語(主にフランス語)の文法表現の違いという観点も踏まえて解釈している。これはまさに目からうろこ。日本人ではあたりまえの感覚であるから気が付かない、主体と客体と同質化とか、間のとり方とか、うちとそとの関係とか、確か...

日本における空間の本質とは何なのか、ということを、なんと日本語と他言語(主にフランス語)の文法表現の違いという観点も踏まえて解釈している。これはまさに目からうろこ。日本人ではあたりまえの感覚であるから気が付かない、主体と客体と同質化とか、間のとり方とか、うちとそとの関係とか、確かに日本独自の文化であるという主張は説得力がある。

Posted by ブクログ

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