奥利根殺人行 ケイブンシャノベルスN-210

中町信【著】

• 販売会社／発売会社: 勁文社
• 発売年月日: 1994/01/05
• JAN: 9784766918908

商品レビュー

2015/05/20

社内で見つかった支社長の死体と盗まれた金。
それを目撃したと思われる女性も離れた場所で遺体となって発見される。
殺人犯と強盗犯は一緒と思われていたが、実は別であることが判明していき、支社長はとある女性を襲っていたとこを男性社員が殴って助けたことがわかる。
ところが襲われた女性や助けた男性社員も殺されていき事件は混迷を極めた。

真相は先代社長の妻が犯人で支社長が死んで自分が支社長におさまることとなった。さらに犯人のお腹にいる子供は先代社長との子ではなく、そのことを知っていた目撃者の女性や襲われた女性社員を口封じのために殺害した。一連の事件の解決のきっかけとなりそうな情報をもつ男性社員２名も犯人が殺した。

キーワード「役立たずの酔いどれ」
仕事ができないという意味かと思われたらインポテンツという意味で使っていた。
「写真に血のついた指で描かれた○」
集合写真で不在者を表す際に○で表現されていることと同じように、この写真の場で欠席していた人物と指し示したかった。

2010/08/01

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2790481.html)