1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

物語 北欧の歴史 モデル国家の生成 中公新書1131

武田龍夫【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥902

¥330 定価より572円(63%)おトク

獲得ポイント3P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

5/17(金)~5/22(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1993/05/25
JAN 9784121011312

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

5/17(金)~5/22(水)

物語 北欧の歴史

¥330

商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/11/19

北欧という地域について古代から近現代史まで概観できる一冊。バイキングとして西洋に侵略した時代から、ロシアの圧政と北米移民、貧困の時代を経て現在福祉国家として世界で最も裕福な地域の一つとなった北欧国家のデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの興亡が分かる。自然資源の豊富...

北欧という地域について古代から近現代史まで概観できる一冊。バイキングとして西洋に侵略した時代から、ロシアの圧政と北米移民、貧困の時代を経て現在福祉国家として世界で最も裕福な地域の一つとなった北欧国家のデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの興亡が分かる。自然資源の豊富さや、恵まれた地理的条件、優秀な国民性に加えて、社民党や労働党が何十年もの長期政権で福祉政策を実行維持し続けてきたことで、資本主義の競争原理と社会主義の分配原理を調和させることに成功した。旧ソ連市場喪失による経済停滞も見られたものの、新しい国家のモデルを示し続けている北欧には今後も期待が向けられ続けるだろう。

Posted by ブクログ

2020/02/03

まさに歴史は物語である。知識としての歴史は、その詳細な年代や出来事、関連する人間の名前を詳細に覚えておかなければならず、だからこそ受験科目などはどうしても暗記科目になりがちである。しかし、歴史を物語捉えると、シンプルに面白い。話の流れさえつかめば、知識は自ずと付いてくる。そういう...

まさに歴史は物語である。知識としての歴史は、その詳細な年代や出来事、関連する人間の名前を詳細に覚えておかなければならず、だからこそ受験科目などはどうしても暗記科目になりがちである。しかし、歴史を物語捉えると、シンプルに面白い。話の流れさえつかめば、知識は自ずと付いてくる。そういう意味で、ほとんど知らなかった北欧の歴史について大きな流れを新書レベルの量で伝えてくれる本書は非常にありがたい。出版が1993年であり、マーストリヒト条約直後なのでEU加盟後については詳しく書かれていないが、そこまでの歴史を知るには十分だと思う。 北欧とは、スカンジナビア、やノルディック・カントリーという言い方によって異なるが、一般にはノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・アイスランドの5カ国を指す。その中でも特に中心となるのが、スウェーデンとデンマークだろう。この2国が北欧の物語の中心であった。といっても古典の時代、北欧ではバイキングの時代には、そういった国の分け方の概念はなかった。しかし、徐々に国が形成されていく、おもに覇権を逃げる王国はスウェーデンとデンマーク、ノルウェーはいずれかの属国扱いの時期が長かった。フィンランドもスウェーデンの権力下にあることが長かったが、ロシアの圧力にもさらされていた。  北欧各国自身が、ロシア・ドイツ・フランス・イギリスといった強国の間に置かれ、そのパワーバランスに振り回さえれながらなんとか自立を保ってきたことがわかる。特にノルウェーがEUに加盟していないのは、そういった支配関係からの解放という背景がある。そういった地政学的な面から見て、強国に飲み込まれないためにどうするか、という点は日本にも参考になる点もあるのかもしれない。    同僚などと話していても、時々歴史的背景を知っていることが前提の話になることがあるので、これで少し理解することができそうだ。

Posted by ブクログ

2019/10/08

(「BOOK」データベースより) 本書はデンマーク、スウェーデンを中軸に、両国から分離・独立したノールウェー、フィンランド、アイスランド北欧5カ国の通史である。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品