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夜 訪ねてきた女 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1993/07/10 |
JAN | 9784167218102 |
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夜 訪ねてきた女
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夜 訪ねてきた女
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
フランク・クレモンズ…
フランク・クレモンズシリーズの第三弾。ジプシーの殺害事件で自首した女を疑うクレモンズ。あの女は犯人じゃないと彼の勘が告げている。
文庫OFF
一時期、海外ミステリーばかりを読んでいた時期があり、本書の筆者であるトマス・H・クックはお気に入りの作家のひとりだった。日本語に翻訳された作品は20冊強で、そのほとんどを読んでいたと思っていたが、この「夜 訪ねてきた女」は読んでいないことに気がつき、今回読んでみた。 本書は、本国...
一時期、海外ミステリーばかりを読んでいた時期があり、本書の筆者であるトマス・H・クックはお気に入りの作家のひとりだった。日本語に翻訳された作品は20冊強で、そのほとんどを読んでいたと思っていたが、この「夜 訪ねてきた女」は読んでいないことに気がつき、今回読んでみた。 本書は、本国のアメリカでは1990年に発行、日本での翻訳の発行は1993年なので、既に30年程度が経過している。日本での翻訳の発行順としては4番目のものであり、クックの初期の頃の作品といって良い。クックの作品の日本での最後の発行は「サンドリーヌ裁判」であるが、それも2015年のこと。発行されてすぐに読んだ記憶があるので、そこから既に6年くらいが経過している。 クックの作品は、何か最初から悲劇の匂いがするものが多く、その暗い部分に惹かれながら読むことが多かった。久しぶりに読んでみたクックの初期作品は、それとはテイストが随分と違う気がした。主人公はさえない私立探偵。どちらかと言えば、アメリカで一時期多く書かれていたハードボイルドの私立探偵小説のテイストであった。こんなテイストのものも書いていたっけ、と少し驚いたけれども、内容は450ページ超の文庫本をほぼ一気読みするくらいの面白さだった。 上記したように、日本での作品翻訳は2015年が最後。ウィキで調べてみると、「サンドリーヌ裁判」以降に3冊の本を書いているようであるが、日本では翻訳発行されていない。私のようなやや古い時代のミステリーファン以外には知られた存在でもないだろうので、翻訳書が発行される望みは薄いのではと思うが、何とかポケミスで発行して欲しいな、と思いながら本を読み終えた。
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フランクとは、もっと長く付き合いたかったのに、 もう会えないのは残念です。 フランクは何もいわなかった。
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