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西郷隆盛の道 失われゆく風景を探して
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1993/07/20 |
| JAN | 9784105253028 |
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西郷隆盛の道
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西郷隆盛の道
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
西南戦争に敗れた西郷隆盛が延岡から鹿児島へと敗走したルートを、8月後半の同じ日付で追体験しようという徒歩旅の記録。 といっても、スタート早々、可愛岳に登って官軍の包囲を突破して高千穂に至るルートが失われており、2日ほどロスして五ヶ瀬川沿いを歩く。 遅れを取り戻そうとはしない。地...
西南戦争に敗れた西郷隆盛が延岡から鹿児島へと敗走したルートを、8月後半の同じ日付で追体験しようという徒歩旅の記録。 といっても、スタート早々、可愛岳に登って官軍の包囲を突破して高千穂に至るルートが失われており、2日ほどロスして五ヶ瀬川沿いを歩く。 遅れを取り戻そうとはしない。地元の人との会話を楽しみ、成り行きから観光協会の職員に案内されて見立鉱山跡の「英国館」を見に行ったりする。 ただ、今回の旅では地元の人たちとの交流に精彩がない。 高千穂を過ぎてからは宮崎付近に停滞した台風の影響で雨に降られっぱなしだし、そもそも敗走ルートなのだから人家もまばらな山中という事情もあるだろう。鹿児島県に入ってからは「宿を探すのにも苦労した」と記している。 そういった外部的な要因もあるだろうが、アラン・ブースの側の事情もあるのかもしれない。 この旅を雑誌連載したのは1990年から91年にかけてで、93年1月には大腸ガンで亡くなっている(この単行本の発売前)。旅の時点で体調が悪かった気配はないが、気分はあまりよくなかったのかもしれない。うっすらとそんな気はする。 「読者の中には、可愛岳を苦労してはい降り、イバラをかき分けて上祝子への道を切り開こうとしなかったぼくを、嘲笑されるかたもおられるだろう。だがぼくは楽しむために旅行しているのであって、空軍特殊部隊に入隊する資格のありやなしやをテストしているわけではない。それにぼくは、人間との出会いがすきなのだ。キャンプをしないのはそのためだ。道もすきなのだ。」 と、アラン・ブースとしては珍しく自己の心情をストレートに書いているが、これを書いておいてくれてよかった。 いつでもアイロニーっぽい書き方ばかりしていて、愛読者でなければ「この人は楽しいのかね?」と思われても仕方ないので。
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※このレビューにはネタバレを含みます
西郷の反乱は何だったのか考えさせられる歩行の旅 確かに点々と足跡が残り、記録されないまま消え去ろうとしている 著者の執念が、1990年9月から1991年8月まで週刊新潮に連載されたもの はるか昔のことのように受け取る 僕は楽しむために旅行している 人間との出会いが好きなのだとかいている割には、皮肉っぽく冷ややかに見るところが気になる
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