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シナプスの入江
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福武書店/ |
発売年月日 | 1993/05/15 |
JAN | 9784828824512 |
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シナプスの入江
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
人のアイデンティティは実は「記憶」っていうすごく脆いものの上に立ってる…分かってることだけど、改めてその事実に向き合うと、怖い。凄く怖い。 その辺のホラーよりよっぽどぞーっとしました。
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まんまと作者の企み通りに不安な気持ちを抱かされてしまった。我々の記憶というものは日常生活の10分の1程度しか記憶していない…では残りの9割はどこに行ってしまうのだろうか?我々の存在と保つための記憶、支えている記憶。そのほとんどが闇に葬りさられているということ…考えてみると怖いもの...
まんまと作者の企み通りに不安な気持ちを抱かされてしまった。我々の記憶というものは日常生活の10分の1程度しか記憶していない…では残りの9割はどこに行ってしまうのだろうか?我々の存在と保つための記憶、支えている記憶。そのほとんどが闇に葬りさられているということ…考えてみると怖いものだ。我々はわずか10%程度の記憶だけで自分の人生を物語っているのだ。それにしても、今年は記憶に関係する本をよく読むな…偶然なのか?ちょっと怖いな、何かを暗示しているのだろうか?
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著者のあとがきに ――なるべく多くの読者に私が抱いたような不安を味わわせたい、 ――というたくらみを持って書いた。 ――それが多少なりともうまくいっていて、 ――読んだ人がふと自分の存在に不安を感じてくれれば嬉しい、 と あるが、まさに まんまと著者の術中に嵌ってし...
著者のあとがきに ――なるべく多くの読者に私が抱いたような不安を味わわせたい、 ――というたくらみを持って書いた。 ――それが多少なりともうまくいっていて、 ――読んだ人がふと自分の存在に不安を感じてくれれば嬉しい、 と あるが、まさに まんまと著者の術中に嵌ってしまった。 人間の脳の働きの摩訶不思議さ。 記憶の不確かさ。 記憶と存在の関連性。 いろんなことが 頭の中で渦巻いて メビウスの帯のようなシナプスの入江に 迷い込んでしまったようだ。 今 この私は 存在しているのだろうか。
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