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能勢一幸のクイズ全書(1) センチュリープレス246
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 情報センター出版局/ |
発売年月日 | 1993/11/04 |
JAN | 9784795814714 |
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能勢一幸のクイズ全書(1)
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
この本は存在を知ってから手に入れるまで5年以上もかかったという、私にとってはいわくつきの本です。 何故って、この本が紹介されていた雑誌でPHP文庫から出てるって書いてあったから。 (訊いたり調べたりせず、馬鹿みたいに足だけで探していた私が悪いという話もありますが) これを...
この本は存在を知ってから手に入れるまで5年以上もかかったという、私にとってはいわくつきの本です。 何故って、この本が紹介されていた雑誌でPHP文庫から出てるって書いてあったから。 (訊いたり調べたりせず、馬鹿みたいに足だけで探していた私が悪いという話もありますが) これを書くにあたってネットで調べましたが、やっぱりそこでは出てませんでした。ガクリ。 更に、前サイトもどき(isaoのマイルーム。cgiに書き込んでアップする形式)の本馬鹿コーナーにアップしようと思ったらエラーが出て書いた文章が全部パーになったため(当時まだドリキャスを使用していたため。フォームからの書き込みが 失敗するとそうなるのですよ…)書き直す気力をなくしたまま今に至っていたという、サイトにとってもいわくつきの本です。 ここまでくると何かに呪われているとしか思えません。 そんなわけで、サイト開設以来ここでこの本を紹介するのはある意味悲願でした。それが今まで持ち越されたのは単に私の怠慢ですが… 前置きが長すぎました。 この本はサブタイトルにもあるように、第15回アメリカ横断ウルトラクイズの優勝者である能勢一幸さんが 自らの一ヶ月に渡るウルトラの旅での出来事を綴っています。 それによって視聴者が見えないor疑問に思っているウルトラクイズの裏側を多数の人に理解し楽しんでもらうことを目標にしたそうです。 小学生当時のウルトラクイズとの衝撃的な出会いとウルトラクイズ出場までのクイズ暦から始まって、 寝坊してしまった15回の東京ドーム予選、心理分析からの予想で勝ち抜いたジャンケン、一位になれなくて ふて腐れた機内クイズ、問題を聞き間違えたのに偶然当たったドロンコクイズ、初めてウルトラハットをかぶった時の 喜び…とまず我らも知っているお約束の実体験が続きます。 大会における最大のライバルになった大石氏との出会い。他の出場者との交流と別れ。 いろいろなクイズでのエピソード。勝利のレイをかけてくれる金髪でグラマーなオネェちゃんにドキドキしたこと。 クイズのルールのいたずらでライバルの大石氏と潰し合いをせざるを得ず、結果彼と決勝で対決するという目標がかなえられなかったこと。手の内を知り尽くした後輩と戦った決勝戦から優勝の瞬間。 そして罰ゲームのような優勝賞品(笑)。 …詳しくは挙げきれませんが、そんな長い戦いを勝ち抜いた能勢さんしか書けないウルトラクイズの旅の全てが 余すところなく書かれています。 また、「勝者と敗者はクイズが終わると全くコンタクトが取れない」とか、「クイズを勝ち抜いてもその場で音楽は かからないから寂しい」とか、「福澤アナがウルトラクイズと高校生クイズで掛け声を使い分けたのはスポンサーとの兼ね合いがあったから」とか、「決勝前は対戦相手と絶対会わないようにホテルも別々にされ、しかもカンヅメにされた」 など、テレビでは絶対にわからない裏エピソードも満載です。 前書きに「国語は苦手だから読みづらいかも…」と書いてある能勢さんですが、そんなことはないと思います。 かえって苦手だからこそ伝えようとする気持ちとその場の感情や臨場感が伝わってきて、まるで楽しいお土産話を 聞いているような暖かい気持ちになれました。 …多分ファンの欲目ナシで。(苦笑) 「能勢さんが好き~v」という私のような人間だけではなく、15回大会に限らずウルトラクイズを見て楽しんでいた人、 いつか出場したいと思っていた人など、少しでもあの番組を愛する気持ちがあった方なら誰でも楽しんで読める本だと思います。 書店・古書店問わず店頭ではあまり見かけない本ですが、現在でもネット書店や取り寄せなどでは手に入るようです。 興味のある方はぜひ…って余程のことがない限りそこまでする人はそんなにいないでしょうけど。(^_^;) 能勢さんがウルトラの旅をしていた当時の私は高校1年生。 彼が軽やかに問題に答えていく姿と、『クイズおたく』という異名が可愛らしい形容にさえ思える素敵な笑顔に瞬く間に心を奪われたものです。 以来、今でも彼は私の心の中で理想の男性リストの筆頭を飾っております。 「何であの時録画しておかなかったんだ!」と後から悔やむ私が(多分してたら今でも半年に1回くらいは見てそうです) あの時の感動を思い出せる唯一のものです。 きっとこれからも、私の持っている他の本とは全く違う意味で大切な本であることでしょう。 (2003.6.10 UP)
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