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コメ食の民族誌 ネパール・雲南と日本 中公新書1117
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コメ食の民族誌 ネパール・雲南と日本 中公新書1117

福田一郎, 山本英治【著】

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コメ食の民族誌 ネパール・雲南と日本 中公新書1117

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1993/02/25
JAN 9784121011176

コメ食の民族誌

¥220

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

コメを主食にしている…

コメを主食にしている地域。その地域でも品種の差があるように食べ方にも違いがある。

文庫OFF

2010/05/28

食が文化を創る。主食…

食が文化を創る。主食によってどのような文化が形成されてきたか多角的に論じられています。

文庫OFF

2016/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1993年刊。著者福田(植物遺伝・民族植物学)は東京女子大学理学部教授、山本(地域社会、アジア社会文化論)は同現代文化学部教授。  アジアのコメ食地域(①タイとの国境周辺となる中国雲南地方と、②中印に挟まれたネパール周辺)の文化的事情、農業生産・食性事情、生活実態を、文理両面から解説する。  現地踏破を繰り返し、また長期間の現地滞在歴ある著者らだから書けたと思えるほど具体的な叙述である。  本書を総括すると、米の特徴としては、 ⑴ 麦その他の穀物と比較した生産性の高さ。必要肥料の少なさ。 ⑵ 反面、豊富な水は不可欠。 ⑶ 水田を構築できる土木技術の必要性。 ⑷ 寒冷地には向かない。  この点は、北海道の米作が日本の高い品種改良技術と多くの投資を要し、戦後相当期間が経過して初めて軌道に乗った事実から明らかだろう。  そして、かような各地域の実情を見るに、先の⑴乃至⑷の諸要素が上手く組み合わさって初めて、広範な水田稲作が可能なことが本書に提示されているようだ。  逆に言えば、この要素が欠けるかバランスを失すると、食性の中心が別の穀物、例えば稗・粟、あるいは麦類であったり、さらには、穀物ではないが救荒食物というべきジャガイモ等のイモ類が主軸となることを表しているようだ。

Posted by ブクログ

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