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昭和の名人 豊竹山城少掾 魂をゆさぶる浄瑠璃
定価 ¥2,136
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1993/09/25 |
JAN | 9784103941019 |
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昭和の名人 豊竹山城少掾
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昭和の名人 豊竹山城少掾
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
最後の櫓下である山城少掾の芸について、私生活での出来事も絡めての評論。近代的な山城少掾の浄瑠璃ではあるが、そこに前近代的な要素も絡んでくる。非常に詳細であり、如何にも「渡辺節」と思わせる文体、内容。山城少掾を聞いてみよう、と感じさせられた。
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山城少掾の義太夫を聴かねばなるまい…という気にいやでもさせられる本。というか、一度も聴いたことが無いのに読んでよかったのかとも思うが、聴いたこと無くても面白かった。 こういう風に鑑賞してる人がいるんだなあ…。今後の鑑賞の際に参考になりそう。昭和の文楽の歩みについても知ることができ...
山城少掾の義太夫を聴かねばなるまい…という気にいやでもさせられる本。というか、一度も聴いたことが無いのに読んでよかったのかとも思うが、聴いたこと無くても面白かった。 こういう風に鑑賞してる人がいるんだなあ…。今後の鑑賞の際に参考になりそう。昭和の文楽の歩みについても知ることができたし。 最後、もう文楽は終わった…的な書き方をされていて、今文楽観てる人には身も蓋もない感じですが、それだけ山城少掾の時代は緊張感があった、というのはなんとなく伝わってくるところです。 伝記ではない、といいつつ少し触れられている山城少掾の私生活が凄まじくてびっくりだが、そういうところから生まれてきた芸、というものの凄味があるのだろうなあ。 時代の流れ。文楽の存続。いま私たちが楽しんでいる文楽の、ここまでに連綿と受け継がれてきたもの、受け継がれなかったもの。その過程にいた人々。うーん、ものすごく、面白い。 →7/23追記:CDで古靫太夫と三世清六の「葛葉子別」を聞いた。聞き惚れた…。義太夫と三味線の絶妙な掛け合い、聞きやすくて表情豊かな声。「誠の人間には……アラズ」のところが印象的でした。 →さらに追記:清六さんは四世のほうみたい。CDの解説がおかしい。
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