在日日本人

宮本政於【著】

• 販売会社／発売会社: ジャパンタイムズ/
• 発売年月日: 1993/10/20
• JAN: 9784789007085

商品レビュー

2014/01/29

在日日本人とはよくいったもので、多分自分もこのカテゴリーに入るだろう。著者が精神科医という事もあり、いわゆる役人たちの精神分析を行っている。公共事業に関わる身として、分かる話も多々あるが、西洋的な価値観から分析しているかな・・と思える。

何がいいか悪いか分からないが、ただ日本的なドロドロした面倒くさい方法論がまた上手く機能して日本という国が発展したという事実も否定はできないだろうと思う。

2011/12/10

NYで精神科医をしていた著者が日本の厚労省に転職し、典型的な官僚社会を経験した際に感じた異常性を描き出す。
会社に振り回される日本人を痛烈に批判した元祖"海外ニート"のような一冊。
仕事に悩んでる人は是非。間違いなくスカッとします。

2008/06/18

タイトル見るとドキドキする。人種差別の気は全く無いが、という感覚で読み出した。著者は厚労省の役人で、「お役所の掟」という作品を書いた人。アメリカ生活が長かったせいか、考え方などアメリカナイズドされている。日本のお役所には一番そぐわないタイブの人かも。日本の就業制度に歯向かい間違いは間違いだと断固云い切っている。お役人にもこういう人がいるんだと、少し感心した。