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少年の憂うつ 少女の微熱
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少年の憂うつ 少女の微熱

谷村志穂【著】

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少年の憂うつ 少女の微熱

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商品詳細

内容紹介 内容:図書館は遠い.春の兎.パ-ル・ホワイトのキャミソ-ル.神宮で始まる空の高い夏.夜汽車.サボテンの宿.女優と犬と赤い鼻.今朝のス-プ、清潔なテ-ブル・クロス.波の音が聞こえたら私は… 青い家のひとり娘
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1993/09/25
JAN 9784087740301

少年の憂うつ 少女の微熱

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2010/05/07

「図書館は遠い」 財布を拾った男とその持ち主である少女の話。財布落とすの、ちょっとやってみたいと思った。 「春の兎」 男の子と、その友達と、近所に住む少女の話。雰囲気は結構好き。 「パール・ホワイトのキャミソール」 ランジェリーショップに勤める女とパール・ホワイトのキャミソー...

「図書館は遠い」 財布を拾った男とその持ち主である少女の話。財布落とすの、ちょっとやってみたいと思った。 「春の兎」 男の子と、その友達と、近所に住む少女の話。雰囲気は結構好き。 「パール・ホワイトのキャミソール」 ランジェリーショップに勤める女とパール・ホワイトのキャミソールを買った女の話。少女も少年も出てこなくて期待はずれ。 「神宮で始まる空の高い夏」 野球観戦をする男と女の話。男にも女にも感情移入できなかった。 「夜汽車」 少年と少女が祖母を田舎に連れて行く話。これは結構良かった。続きが読みたくなった。 「サボテンの宿」 函館の宿に泊まりにきたちょっと問題ありの家族の話。微妙に釈然としない終わり方。 「女優と犬と赤い鼻」 適当に生きる少年と老女優の話。少年の性格がなかなか良い。こういう思考回路になりたい。 「今朝のスープ、清潔なテーブル・クロス」 潔癖性の妻とそれにうんざりして浮気する男の話。透明な空気感があってよかった。きれいにまとめられている。 「波の音が聞こえたら私は…」 偶然出会った少年と女の話。性描写があるのにあまりえろく感じない。 「青い家のひとり娘」 時効を控えた祖父とその孫と刑事の話。一番ラストがしっくりきた話。刑事がいい味出している。スト−カー。

Posted by ブクログ

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