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還暦なんかブッとばせ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1993/03/31 |
JAN | 9784195551356 |
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還暦なんかブッとばせ
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一見かわいい年寄りっていますよね。黒柳徹子やこの本の著者、淀川長治なんかもそんなイメージです。でも多分、お二人とも相当頑固、でもかなりの天然だとも思われます。 例えば、こんな話。 淀川が若かりし頃、ある所へ講演に行った際、会場の出口で出待ちをしていたファン達と握手を交わした後、車...
一見かわいい年寄りっていますよね。黒柳徹子やこの本の著者、淀川長治なんかもそんなイメージです。でも多分、お二人とも相当頑固、でもかなりの天然だとも思われます。 例えば、こんな話。 淀川が若かりし頃、ある所へ講演に行った際、会場の出口で出待ちをしていたファン達と握手を交わした後、車に乗ろうと歩いていたら列の最後尾に居た一人の少年が「握手して下さい」と左手を差し出してきた。西洋では、左手で握手を求めることは決闘の申し込みを意味するとされ、非常に失礼な行為とされているため、腹を立てた淀川は「君、握手は右手でするもんだよ。左手で握手を求めることほど失礼なことは無い!」と言い放ち、少年と握手することなく自動車に乗り込んだ。しかし、車を発進させた直後、ルームミラーに少年の寂しそうな表情と、右腕が無い様子が目に入った途端、すぐに車を止めさせた。大慌てで車から飛び降りて少年のもとに駆け寄った淀川は、泣きながら自分の非礼を詫び、驚いた少年もその場で泣きだした。少年は、不慮の事故で右手を失ったことと、講演が聴けなかったので、せめて握手だけでもしたいと思い、淀川と握手がしやすいよう、列の最後尾にいたことを、淀川に語った。淀川は次の講演会の予定をキャンセルして、その少年と長い時間語らいを続けた。この日、事情を確かめようともせず、障害者の少年を罵倒してしまった自分の不甲斐なさを、淀川は晩年まで後悔し続けていたという。❨Wikipedia❩ 本書は、晩年にはエレベーターで棺桶の出し入れが出来るということで六本木全日空ホテル34階のスイートルームに住み、「還暦なんかブッ飛ばせ」のタイトル通り83歳の御大が日本の年寄りを叱咤激励する内容です。 実家と父親の話、「日曜洋画劇場」でついた数々の嘘、人間誰もが持っている個性や才能を死ぬまでに再発見して活かす提言など様々です。 でもやはり、「楽しく生きる元気術」《銀の映画》での映画解説がダントツ面白かったのは当然ですよね。
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