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アーヤトッラーたちのイラン イスラーム統治体制の矛盾と展開
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 第三書館/ |
発売年月日 | 1993/09/01 |
JAN | 9784807493487 |
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アーヤトッラーたちのイラン
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アーヤトッラーたちのイラン
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元々ベトナム戦争の後、ニクソンが他国を支援しながら権益を守る方針を発し、その時選んだのがイランとサウジだった。つまりイランは親米だったのだが、米軍の支援を受けた王政の腐敗が激しく、国民に打倒されることになった。新しい統治理念はホメイニーのヴェラヤーテ・ファギーフ論に基づくイスラム...
元々ベトナム戦争の後、ニクソンが他国を支援しながら権益を守る方針を発し、その時選んだのがイランとサウジだった。つまりイランは親米だったのだが、米軍の支援を受けた王政の腐敗が激しく、国民に打倒されることになった。新しい統治理念はホメイニーのヴェラヤーテ・ファギーフ論に基づくイスラム法学者による統治で、(僕は知らなかったのだが)イランでは憲法として発令されている。そこでは司法はイスラーム法に基づいており、議会は立法機関ではなく、行政機関なのだ。ただ、その後イスラーム法より社会公益(マスラハト)を重視するという令を出すことで、中央政府が立法府化している。 流れとしては、宗教的大義の元で支持者を動員して支配体制を樹立し、その後現実的体制維持に比重を移すというパターンで、そこはどの国も共通するところがある。と、いうことは、変動の時代にはどの大義が力を持つのかが重要という事だろう。
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