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サピアの言語論
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サピアの言語論

平林幹郎【著】

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サピアの言語論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 1993/03/30
JAN 9784326152780

サピアの言語論

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2021/01/21

本書はサピアの言語思想を解説したものである。直近でサピアの「言語」を読んだが、本書は「言語」を含め、サピアに関する包括的な思想を記述しており、またサピアに影響を与えた学者やサピア自身の思想の変化を整合的に解説しているので非常に読みやすい。「言語」を読んだ後に、この解説書を読むとよ...

本書はサピアの言語思想を解説したものである。直近でサピアの「言語」を読んだが、本書は「言語」を含め、サピアに関する包括的な思想を記述しており、またサピアに影響を与えた学者やサピア自身の思想の変化を整合的に解説しているので非常に読みやすい。「言語」を読んだ後に、この解説書を読むとより理解が深まると思う。ドリフト理論やサピア・ウォーフの仮説に関しても詳細に解説されてある。プラハ学派から始めて、アメリカの構造主義言語学に入ったが、ボアズやブルームフィールドも読まねばならないと感じた。

Posted by ブクログ

2015/08/21

サピア=ウォーフの仮説で有名な、エドワード・サピアの言語論を解説している本です。 ドイツの言語哲学者フンボルトや、サピアの師だったボアズ、さらにイタリアの美学者クローチェやゲシュタルト心理学などの影響関係について、詳しく論じられています。また、音素の心理的性格に注目していたこと...

サピア=ウォーフの仮説で有名な、エドワード・サピアの言語論を解説している本です。 ドイツの言語哲学者フンボルトや、サピアの師だったボアズ、さらにイタリアの美学者クローチェやゲシュタルト心理学などの影響関係について、詳しく論じられています。また、音素の心理的性格に注目していたことや、「ドリフト」と呼ばれる音変化に関する研究の意義など、サピアの言語論についてていねいに解説しています。 個人的には、サピア=ウォーフの仮説のような言語哲学的な内容について知りたくて本書を紐解いたのですが、どちらかと言えば言語学プロパーの話題が多かったように思います。とはいえ、サピアという言語学者が、抽象的な言語理論を構築することよりも、ネイティヴ・アメリカンの諸言語など現実の言語に精通していた研究者だったことを知ることができたという意味では、本書を読んだことは有益でした。

Posted by ブクログ

2014/05/27

第1章 サピア言語思想への影響と関係 第2章 サピアと心理学・美学・文化人類学 第3章 パーソナリティ論 第4章 サピアの言語論 第5章 サピアの人間像

Posted by ブクログ

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