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言葉と悲劇 講談社学術文庫

柄谷行人【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1993/07/10
JAN 9784061590816

言葉と悲劇

¥220

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

著者の講演を収録した…

著者の講演を収録したものなので、割と他の著書に比べると読みやすいです。

文庫OFF

2016/02/20

(*01) 1984年から約4年間に語られたものから採録された講演録であり、図式的であることも手伝って、著者の思索やその対象への入門者にも分かりやすい編集となっている。 目次からも明らかであるように、バフチン、ウィトゲンシュタイン、漱石、ドフトエフスキー、仁斎、三島、丸山、フロイ...

(*01) 1984年から約4年間に語られたものから採録された講演録であり、図式的であることも手伝って、著者の思索やその対象への入門者にも分かりやすい編集となっている。 目次からも明らかであるように、バフチン、ウィトゲンシュタイン、漱石、ドフトエフスキー、仁斎、三島、丸山、フロイト、スピノザ、マルクス、デカルト、ハイデガー、キルケゴール、ニーチェ、安吾といった近代の哲学、文学についての言及が主となっており、宗教や広告を主題とした章もある。 現在では意外とも言えないのかもしれないが、江戸注釈学あたりで、朱子学を再評価し、仁斎、徂徠、宣長の系列を近代的な文脈に説き起こしているくだりは秀逸である。 スピノザは当時としても再興されていたのかもしれないが、デカルトについての評価も、講演から30年を経過しようとする現在でも新しさを感じる。 標題には、悲劇とあるが、同名の章は一章をなしており、ギリシア悲劇からシェイクスピアまでを視野にしているが、全体では悲劇は主要な演題ではない。言葉と悲劇という標題にとらわれることなく、広いテーマを分かりやすく読むことができる。

Posted by ブクログ

2014/10/04

[ 内容 ] 『マクベス』やギリシア悲劇を例に、「悲劇は言葉の両義性にかかわる」と指摘した「言葉と悲劇」、小説『こころ』を分析し、夏目漱石の深層心理に迫った「漱石の多様性」など、柄谷行人の代表的講演を収録。 [ 目次 ] バフチンとウィトゲンシュタイン 漱石の多様性―『こゝろ』...

[ 内容 ] 『マクベス』やギリシア悲劇を例に、「悲劇は言葉の両義性にかかわる」と指摘した「言葉と悲劇」、小説『こころ』を分析し、夏目漱石の深層心理に迫った「漱石の多様性」など、柄谷行人の代表的講演を収録。 [ 目次 ] バフチンとウィトゲンシュタイン 漱石の多様性―『こゝろ』をめぐって 言葉と悲劇 ドストエフスキーの幾何学 江戸の注釈学と現在 「理」の批判―日本思想におけるプレモダンとポストモダン 日本的「自然」について 世界宗教について スピノザの「無限」 政治、あるいは批評としての広告 単独性と個別性について ファシズムの問題 ポストモダンにおける「主体」の問題 固有名をめぐって 安吾その可能性の中心 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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