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中内功のダイエー王国 現代教養文庫ベスト・ノンフィクション
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中内功のダイエー王国 現代教養文庫ベスト・ノンフィクション

大下英治【著】

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中内功のダイエー王国 現代教養文庫ベスト・ノンフィクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 社会思想社/
発売年月日 1993/03/31
JAN 9784390114578

中内功のダイエー王国

¥220

商品レビュー

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2015/02/13

ダイエーが下降線を辿るようになった前夜とも言える頃の状況が如実に描かれている。 特に中内功が土地神話を疑いもなく信じていたことが対談からも明らかになっている。 バブル崩壊以降、土地価格の下落とともに経営悪化を招いたことを考えると何とも皮肉なノンフィクションである。 とはいえ、...

ダイエーが下降線を辿るようになった前夜とも言える頃の状況が如実に描かれている。 特に中内功が土地神話を疑いもなく信じていたことが対談からも明らかになっている。 バブル崩壊以降、土地価格の下落とともに経営悪化を招いたことを考えると何とも皮肉なノンフィクションである。 とはいえ、経営者の魅力とは何も成功やそれにつながるノウハウを持っているかではなく、ダイナミックに生き、人々を魅了するイズムやフィロソフィーを持っていることだと思う。 戦後の流通業を牽引した「流通革命」はまさにその象徴であり、ただの「企業経営」とは一線を画すものなのだ。 中内功の生き方は本当に面白い。ドラマタイトな人生にどうしても陶酔してしまう。

Posted by ブクログ