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民族と国家 イスラム史の視角から 岩波新書260

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1993/01/22 |
JAN | 9784004302605 |


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民族と国家
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・
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イメージとしての民族と国家◆イスラム史のなかの民族◆パックス・オットマニカ◆愛国心か、ナショナリズムか◆ムハンマド対マルクス◆「高貴な民」の目覚め◆イスラム帝国の終焉◆民族と国家のリアリズム
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オスマン帝国を中心とするイスラム史をたどりながら、ヨーロッパの民族・国家観を相対化する視座を示している本です。 中心となっているのは第一次世界大戦までのイスラム史ですが、とくにオスマン帝国の内部における諸民族のアイデンティティのあり方に、本書での著者の関心は向けられています。ま...
オスマン帝国を中心とするイスラム史をたどりながら、ヨーロッパの民族・国家観を相対化する視座を示している本です。 中心となっているのは第一次世界大戦までのイスラム史ですが、とくにオスマン帝国の内部における諸民族のアイデンティティのあり方に、本書での著者の関心は向けられています。また著者は、ヨーロッパとイスラム世界のパワー・バランスの変化によって、イスラム世界におけるアイデンティティのありように変化が生じたことにも言及し、そのことが現代のイスラム世界をめぐるさまざまな問題の淵源となっていることを明らかにしています。 ヨーロッパ政治思想史の枠組みを「外部」の視点から見なおすための視点を教えられたという意味で、たいへん興味深く読みました。
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