1,800円以上の注文で送料無料

磯野家の謎 「サザエさん」に隠された69の驚き
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

磯野家の謎 「サザエさん」に隠された69の驚き

東京サザエさん学会【編】

追加する に追加する

磯野家の謎 「サザエさん」に隠された69の驚き

定価 ¥1,068

220 定価より848円(79%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 1992/12/18
JAN 9784870311268

磯野家の謎

¥220

商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

マスオさんとサザエさ…

マスオさんとサザエさんの馴れ初め。波平には双子の兄貴がいた。ノリスケさんは波平さん家に居候していた時期があったなどサザエさん通になれる1冊です。

文庫OFF

2023/12/15

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

Posted by ブクログ

2020/09/03

「サザエさん」といえば、多くの人にとっては日曜夜のアニメが親しみ深いものではないだろうか。「♪おさかなくわえたドラネコ」の音楽とともに始まる、磯野家一家の日常ドラマ。 お父さんの磯野波平、お母さんフネ、長女フグ田サザエ、サザエの夫マスオ、長男カツオ、次女ワカメ、サザエとマスオの子...

「サザエさん」といえば、多くの人にとっては日曜夜のアニメが親しみ深いものではないだろうか。「♪おさかなくわえたドラネコ」の音楽とともに始まる、磯野家一家の日常ドラマ。 お父さんの磯野波平、お母さんフネ、長女フグ田サザエ、サザエの夫マスオ、長男カツオ、次女ワカメ、サザエとマスオの子タラオ、そして猫のタマ。 ご近所さんや友達、親戚とのほのぼのドラマである。 その原作が長谷川町子の新聞連載4コマ漫画だった。当初(1946年)は地方紙夕刊で始まった連載は、長谷川の引っ越しに伴い、東京の新聞の夕刊へと発表の場を移した。最終的には朝日新聞朝刊で20年以上に渡って連載が続けられた(1974年2月に休載したまま、再開せず)。 その本数はなんと、6500本以上とされている。 実は原作漫画とアニメではテイストがかなり違っていて、ワカメちゃんはアニメほど優等生ではなかったり、タマの他にも動物が飼われていたりといろいろ相違がある。 原作の方がややシニカルで社会風刺も含むという感じだろうか。 本書は、原作の方に着目した1冊。 1992年発刊、いわゆる「謎本」ブームの火付け役となった本でもある。 明るく幸せなイメージの「サザエさん」一家の裏に潜む謎をあぶりだす、という作りだ。 「波平とマスオにファッションセンスはあるか?」「サザエは外で仕事をしたことがあるのか?」「磯野家の人々はどんな本を読んでいた?」等、誰もが疑問に思っていそうな全69項目の問いとその解答を記す。 全体としてはやや穿ち過ぎで、無理に闇を拾っている感じがしなくもない。 当初は九州に住んでいた磯野一家が東京に移ってきたのは、戦後のヤミ絡みの仕事で九州にいづらくなったからだとしているが、これは単に作者の長谷川が転居したからだろう。 また、タラちゃんが当初は女の子だったのが、男の子になっているのは、誕生にまつわる秘密があるとか、サザエは年齢的にフネの実子ではないのではないかとかいう点は、長谷川がそれほどきっちりと設定を決定していなかったからではないかと思う。予想以上の長期連載となり、登場人物たちの年齢が固定されてしまったため、時代とのずれも出てしまったのだろう。 マスオの意外な趣味、漫画の中で変わりゆく東京の街並み、パロディー化されたサザエさんといった小ネタはなかなか興味深い。 だが、本書の中で最もおもしろかったのは、最後の問い69だ。 曰く「この本の中に『サザエさん』の絵が1点も使われていないのはなぜか」。 そう、本書には1点もサザエさんの絵がない。作品に言及する際には、脚注で「〇巻△頁」と当該部分を記している。 問いの答えは「姉妹社の許可が下りなかったから」。 単行本「サザエさん」の発行元の姉妹社は、著作権問題に大変厳しく対処していたのだ。 昭和46年、都内のバス会社が「サザエさんバス」と称して、車体にキャラクターを許可なく描いて走らせていた。長谷川らはこれを不当として告訴、結果的にバス会社は作者側に損害金を支払うことになった。 長谷川町子は本書が出る半年ほど前に逝去しているのだが、姉妹社は引き続き著作権には厳しく当たっていた。そのため、本書でも1点も絵はない。 当該4コマ作品を引用できれば一目瞭然という点も多いのだが、脚注にしたことでどこか学術書的な体裁になっている。それが本書の1つの味になっているのは、ある種、怪我の功名と言えようか。 なお、姉妹社は長谷川逝去の翌年に廃業、現在は朝日新聞出版が版元となっている。長谷川町子生誕100年の今年、オリジナル版の復刻発刊が始まった。この機に読み返してみるのも一興かもしれない。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す