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旅の思想 「旅ごころ」の名著を読む PHPブライテスト015
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旅の思想 「旅ごころ」の名著を読む PHPブライテスト015

川上源太郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所/
発売年月日 1993/02/26
JAN 9784569538693

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2024/06/25

カフェの本棚に置いてあったので読んでみた。 風のにおい、土のにおいは、大都会地の空港にもある。昨年の秋、出迎えに行った飛行機がひどい延着で、私はパリのドゴール空港の建物の外に出て、芝生地を散歩した。それこそ風に吹かれてゆっくり歩いていると、あちこちから灰毛色のウサギがとび出して...

カフェの本棚に置いてあったので読んでみた。 風のにおい、土のにおいは、大都会地の空港にもある。昨年の秋、出迎えに行った飛行機がひどい延着で、私はパリのドゴール空港の建物の外に出て、芝生地を散歩した。それこそ風に吹かれてゆっくり歩いていると、あちこちから灰毛色のウサギがとび出してきて芝生の上を跳ねまわる。私はあの風と土のにおいを、次の旅まで決して忘れないだろう。しかし、私は写真を見せるように、そのにおいをほかの人に伝えることはできない。(p.29) →およそ30年前の本だったが、「におい」だけは現地に行ってみないと分からないと言っているあたり、今もかつても変わらないなと思えた。空港に降り立った時の空気感とにおいというのはたしかに記憶に残りやすい。  旅は広がりを求めての脱出ではない。どこまでも家を出て家に帰る散歩のように、自分のなかに還っていくものだ。脱出の力よりも受容の力を強めるために、人は旅をするのではないか。旅をして多くのものを見ただけでは視野はひろがらない。  多様なものを受容する精神の豊かさによって、はじめて、その人の視野はひろがった、というべきなのである。(p.43) →「脱出」よりも「受容」というのもどことなくわかる気がする。でも脱出ができてこそ、受容することもできるとも思えるので、結局どちらのマインドも大事になってくるはず。

Posted by ブクログ

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