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幻想文学 文庫クセジュ741
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幻想文学 文庫クセジュ741

ジャン・リュックスタインメッツ【著】, 中島さおり【訳】

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幻想文学 文庫クセジュ741

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 1993/05/01
JAN 9784560057414

幻想文学

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2010/05/28

タイトル通りの幻想文…

タイトル通りの幻想文学。幻想文学に興味のある人は、先ずこの本から入るとよいと思います。

文庫OFF

2010/05/28

フランス版の新書シリ…

フランス版の新書シリーズ「ク・セ・ジュ」からの一作。幻想文学の理論と歴史を簡単に概観したもので有用だが、こなれていない訳文のせいもあって少々分かりにくいのが難点。特に幻想文学理論の部分では結局幻想文学の定義が分かったような、分からないような。

文庫OFF

2011/06/07

「幻想文学」を概観するのにちょうどよい本。 前半では理論的考察が中心となり、「幻想」というジャンルを確立する上で、SFやファンタジーとの違いを考察している。 簡単に言えば、ファンタジーが完全に異世界を舞台とし、脅威の中に入り込む一方で、幻想文学はあくまでも日常における違和感、不...

「幻想文学」を概観するのにちょうどよい本。 前半では理論的考察が中心となり、「幻想」というジャンルを確立する上で、SFやファンタジーとの違いを考察している。 簡単に言えば、ファンタジーが完全に異世界を舞台とし、脅威の中に入り込む一方で、幻想文学はあくまでも日常における違和感、不条理を恐怖をもって描く。またSFは舞台そのものをより未来に置いており、好奇心や探究によってそれを描く、ということ。 後半では実際に作家を参照しながら、前半での流れをたどり直す。その過程で、それぞれの作家における「幻想」の在り方の違いを浮かび上がらせる。幻想という枠組みの中の、広大な裾野を描き出している。 わかりやすく、作家も豊富に参照されており、これを元に関心を広げていけるという点でよい本だ。また、翻訳がよく、読みやすい点でもおすすめできる。

Posted by ブクログ

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